どうも、たっつんです!
資産運用をする上で「いかに時間をかけずに効率よく稼げるか」は一つのポイントだったりします。
時間と手間隙をかけてあらゆる情報からマーケットを分析しリターンを勝ち取っていく…それが趣味の人ならいいのですが、そうでなければ事実上の労働と変わらないですからね。
そういった意味では手間も時間もかけない積立インデックス投資は最適解に限りなく近いものと思われます。
ということで、私自身も取り組んでいる積立投資の成果をチェックしようと思います!
確定拠出年金の運用資産が300万円を突破
私は主として個別銘柄へ投資をすることが多いのですが、その傍で積立投資もコツコツ行っています。そのうちの一つが企業型確定拠出年金だったりするのですが、いつの間にか気づいたら運用資産が300万円を超えていることが判明しました。
これはもう本当に文字通りで「気づいたら」という感じでしたね。普段相場を見ることはあっても、確定拠出年金の残高なんて気にしませんからね。
そういった具合なので「満を持して」とか「いよいよ」という感じが全くないスクショとなってしまいました。329.8万円て。記事にするには半端ですね〜。
何なら履歴を確認すると3月の時点で既に300万円は突破していたようです。現在5月の下旬です。最低でも2ヶ月くらいは全く見ていなかったことになりますね。
必然的に超長期投資となる確定拠出年金制度での投資は、それくらいほったらかしにしておいてもいいともいえます。それくらいのマインドの方がいいかもしれません。
運用年数8年
そしてもう一つ驚いたことに、実はそろそろ運用8年が経過するとのことです。
8年前、毎月2万円から始まった確定拠出年金ですが、8年の歳月を経て大きく育ってくれました。
あの頃の自分と今の自分では投資の知識もお金の価値も全く異なると思います。投資の知識や運用スキルなどのマネーリテラシーも、時間をかけて複利で大きくなっていると思いたいものです。
FIREするという気持ちは何一つ変わらないものの、「DIE WITH ZERO」的な思想・生き方も重要と思うようになった点は変わったな、と思います。
確定拠出年金の拠出額は毎月2万円から、現在は毎月2.75万円と増額し運用に回す資金は増やす方向で進めています。
一方で、それと同時に消費する金額も昔に比べると増えたように肌感覚で思います。増やした分は使わないと意味もないですしね。
使ってしまってはFIREまでの道のりが遠のいてしまいますが、何事もバランスが大事です。今の幸せも、FIRE後の幸せも両取りできるバランスが重要です。
概算節税効果について
確定拠出年金のメリットのうちの一つである節税ですが、平均的な給料を受け取る会社員は年収の約20%程度課税されます。
例えば私は確定拠出年金として毎月27,500円、年間では330,000円を拠出する方針ですが、これを拠出せずそのまま受け取ると、そのうちの20%である約66,000円を税金として引かれて手取りは264,000円程度になってしまいます。
今使える26.4万円と将来受け取れる33万円(運用成果で増減あり)だと、どっちがいいでしょうか?
その答えは人それぞれだと思います。今必要な人もいれば、すぐに必要ではない人もいると思います。その人の状況に応じて選択すればいいでしょう。
私はこれまで200万円を拠出していますが、これをそのまま受け取っていたら20%が税金として引かれ手取りは約160万円程度で受け取ることになります。
しかし、運用してきたおかげで現時点では329万円の資産に成長してくれています。
その差は129万円あります。これは今後も積立運用を続けることで更に広がっていくことと確信しています。
新NISAと確定拠出年金(iDeCo/企業型DC)はどちらが良い?
2024年からは新NISAが始まり、投資の選択肢が広がります。そこで気になるのが「新NISAと確定拠出年金はどっちがいいのか?」という点です。
例えば企業型DCでは現行の制度では月の拠出上限額が27,500円となっており、年間33万円が上限となります。例えばこれを30年間続けたとすると生涯の投資額は990万円になります。
一方で、新NISAは生涯投資枠が1800万円あり、積み立て投資だけでなく成長投資枠で個別株などに投資することもできます。更に原則60歳まで資金を拘束される確定拠出年金と違って、新NISAでは任意のタイミングで資金を引き出すことができます。
これだけ聞けば新NISAを利用して資産形成をした方がメリットが多い気がします。
ただし、前述した通り節税できるという点は確定拠出年金ならではメリットです。お互いに異なる性質を持っているので、運用資産や投資方針に応じて臨機応変に取り組むといいのではないでしょうか。
コツコツ、自分のペースで続けよう。
資産運用は余剰資金で取り組むことが大原則で、毎月1万円でも5千円でもいいので続けることが大事です。
今や投資はかなり身近なものになっていますし、資産運用に関する情報は誰でも手に入れられます。しかし、情報を得ることが簡単になったからこそ他人の運用について目にする機会も増え、焦ったり余計な情報に左右されることも懸念されます。
積み立て投資は歴史的にも実績がある最も堅実で賢い投資手法ですので、焦らず自分のペースでコツコツと続けていきたいと思っています。