30代サラリーマンの高配当と株主優待投資ブログ

セミリタイア/FIREを目指すサラリーマンのブログ。配当は再投資、優待はご褒美。2020年9月から株式投資の記録をつけて、2032年に資産1億円を目指します。(多分)

「投資を始めたい、興味がある」【投資初心者のための資産形成ガイド】

どうも、たっつんです!

突然ですが、今お金に不安を抱えていませんか?

実は、お金に漠然とした不安を抱いている人は多いものです。むしろ、お金の不安は大なり小なり誰もが抱えているのではないでしょうか。給与は上がらず生活費や将来への不安が募る中で、多くの人が頼りにしているのが銀行預金というのが実情です。

しかし、銀行預金に頼るだけでは、お金が増えることはありません。利息の低さや物価上昇の影響を考えると、本当に豊かな生活を送ることは難しいのかもしれません。

今回は、投資という新たな可能性にフォーカスし、お金に自信を持ち、より充実した生活を実現するための資産形成ガイドをご紹介します。

投資は危険だと思われがちですが、初心者でも取り組める方法やポイントを丁寧に解説しますので、何から始めればいいかわからない方も安心してください。

この記事を通じて、お金に対する不安や迷いを解消し、投資を通じた資産形成の可能性に気付いていただければと思います。

給与収入の上昇が困難な日本の現状

日本では、給与収入の上昇がなかなか難しいという現状に直面しています。多くのサラリーマンや労働者が、頑張って働きながらも給与が上がらない現実に悩んでいます。給与が上がらないその背景には様々な要素が複雑に絡みあっていますが、主に以下のような理由があげられると考えます。

1. 経済の停滞:

経済の成長が鈍化していると、企業の業績が低下し、給与の増加が制約されることがあります。景気後退や不況期には企業が収益を確保するために人件費の削減を行うことが多く、給与の引き上げが難しくなる傾向があります。

2. 労働市場の競争激化:

グローバル化や技術の進歩により、労働市場がより競争的になりました。人材の供給が増え、同じ職種やスキルを持つ人が増えると、企業は雇用主として選り好みする傾向があります。その結果、給与の引き上げが制約されることがあります。

3. 雇用形態の多様化:

近年、正規雇用から非正規雇用へのシフトが進んでいます。非正規雇用では給与の増加が限定的なケースがあり、安定した雇用や給与の改善が求められています。また、非正規雇用では福利厚生やキャリアの面でも制約があることがあります。給与収入以外の面でも不利とされることが多い非正規雇用へのシフトは、給与上昇の枷の一つと言えるでしょう。

4. 労働生産性の向上:

技術の進歩や効率化の取り組みにより、一人あたりの労働生産性が向上しています。企業がより少ない人数で同じ仕事を達成できる場合、人件費を抑制することで利益を最大化しようとする傾向があります。このような労働生産性の向上が、給与の上昇を制約する要因となることがあります。

 

さて、冷静に考えてみましょう。このような環境下で給与の上昇は望めるでしょうか?

やれ働き方改革だ、インボイス制度の導入だと労働環境について言及されることは多々あれど、実際に給与が上昇し生活の質の向上を実感できたことはあるでしょうか?

多くの人が首を横に振るのではないかと思います。そんな中で私たち労働者にできることは日々の生活を切り詰め、倹約に精を出し、コツコツと銀行の預金口座に老後の生活資金を安心料として貯めていく…そう思うと何だか先が思いやられてしまいますね。

銀行預金の限界

日本人の保有資産の大部分を占めるのは、銀行預金という現実があります。

日本人の銀行預金比率が高い理由の一つは、その安全性にあります。銀行は信頼性が高く、預金の安全性は一定まで確保されています。

しかし、銀行預金の利息の低さは、資産形成の観点から見ると大きな課題となっています。

例えば、現在の日本の低金利政策により、多くの銀行の定期預金や普通預金の利率はごくわずかなものです。預金しているだけでは、資産がほとんど増えないという事実があります。

さらに、物価の上昇も預金に対する影響を及ぼしています。物価が上昇すると、同じ金額のお金では買えるものが減ります。長期的に見れば、物価上昇によって資産価値が減少してしまう可能性があるのです。

もちろん、物価上昇のペースは年々ばらつきがありますが、単に預金しているだけでは豊かな生活を実現することは難しいのかもしれません。低金利政策と物価上昇、この二つの要素を考えただけでも銀行預金のみに頼って豊かな暮らしを実現するには限界があります。

投資の基本知識の習得

給与収入の上昇が望めず、銀行預金のみで実現できる豊かな暮らしにも限界がある…八方塞がりに感じてしますかもしれませんが、この状況を打破できる可能性がある行動こそが投資になるのです。

お金に不安を抱える多くの人々にとって、投資は未知の領域であり、不安とリスクがついて回る存在です。「投資は危ない」「株はやめておけ」…こういう話を見聞きしたことはありませんか?人間はよく分からないものは敬遠したくなる生物だそうです。よく分からないから避けてしまうし、不安で怖いものと思ってしまいます

だけど、投資について学んだ人は、投資をとてもポジティブなものと捉えています当たり前かもしれませんが、投資をするにあたっては、投資の基本知識を習得することが重要です。

まず、投資とは何かを理解することから地道に始めましょう。投資は資金や資産を特定の目的で運用し、将来的な収益を追求する行為です。一般的には株式や債券、不動産などへの投資が代表的ですが、その他にもさまざまな投資先が存在します。

投資を始めるためには、基本的な用語や概念について理解することが必要です。株式、債券、投資信託などの基本的な投資先の特徴やリターンの見極め方について学びましょう。投資のリスクとリターンにはトレードオフの関係があります。高リターンを狙う場合には、それに見合ったリスクを受け入れる必要があるのです。

「これは絶対儲かる話だから…」「ローリスクで超ハイリターンを得られる投資話だから…」というような勧誘を受けた場合は詐欺だと思っていいです。重要なので繰り返しますが、投資はリスクとリターンが折り合っているものです。

また、自分の投資目標やリスク許容度に合わせたポートフォリオ(資産配分)の構築も重要です。投資は個々の状況や目標に合わせて柔軟にカスタマイズできるものです。自分自身の投資目標や時間軸に合った投資先の選び方や資産配分のバランスについて学び、自身の資産形成計画を立てましょう。

投資について学ぶには本を読むことが最も手っ取り早く、体形的に学べます。1500円程度の出費で凝縮された知識を吸収できるので読書をお勧めします。

私も折に触れて投資本を読んで勉強しています。常に最新のトレンドや知識を得てアップデートしておきたいですからね!

投資の基本知識を習得することで、給与収入の限界を乗り越える道が開けます。知識を得ることでリスクを適切に管理し、投資を通じて資産形成を実現することができます。

初めての投資先の選び方

投資を始める際、初めての投資先を選ぶことは重要なステップです。初心者の方にとっては、どのような投資先を選べばよいのか迷うこともあるでしょう。ここでは、初めての投資先の選び方について具体的なポイントをご紹介します。

まず、自身の投資目標やリスク許容度に合わせた適切な投資先を選ぶことが重要です。投資先には様々な種類がありますが、例えば株式投資や債券投資、投資信託などが一般的です。それぞれの投資先の特徴やリターン、リスクについて調査し、自分の目標やリスク許容度にマッチするものを選びましょう。

…というと難しく感じてしまうかもしれません。小難しい話を省いて話すなら、まずは全世界に分散投資する投資信託を買ったらいいでしょう。

投資をする上ではリスク管理がとても重要です。全世界に分散して幅広く投資するのであれば、仮にどこかの会社が潰れたとしてもダメージは軽微です。いわゆる分散投資の考え方になりますね。

投資初期には利益を出すことよりも「金融資産を保有してみる」「値動きに慣れる」という実体験の方が重要だと私は思います。身銭を切って経験することで経験が学びとして蓄積され、その学びこそが長期的な投資のリターンに影響すると考えます。まずはこれらの経験をファーストステップとしたいですね。

ちなみに、以下の本は投資初心者にとって非常にお勧めできる良書です。投資の考え方がとてもシンプルに書かれており、読みやすく作られています。これまで様々なマネー本を読んできましたが、投資初心者にとっては屈指の良書になると思います。

ぜひ、参考にしてみてください。

投資は少額から始める

投資には大金が必要だと思われがちですが、少額から始めることも可能です。というより、最初は少額から始めましょう。

例えば、投資信託は少額から参加できる投資手法の一つです。投資信託は複数の投資家が資金を集め、運用会社がその資金を多様な資産に分散して運用します。少額の投資でも、複数の資産に分散させることでリスクを分散し、長期的な資産形成を目指すことができます。

それこそ100円から始められるサービスもありますし、最近は決済サービスのポイントで投資できるサービスなどもありますね。

まずは少額からスタートし値動きに慣れ、徐々に投資資金を増やしていく方が無理なく継続できるでしょう。

時間をかけたくなければ自動設定やロボアドバイザーなどのサービスも検討

「投資について学びたくない、そして時間もかけたくない、だけど運用してお金は増やしたい…」そんな要望にも応えられる仕組みも実はたくさんあります。

つみたてNISAやiDeCoなどの公的な制度を利用した積立投資もそのうちの一つです。毎月一定額を積み立ててあらかじめ設定した金融商品投資信託)を月の決められた日に買う。時間も手間もかからないながらも、しっかりと世界中に分散投資することができます。積み立てた資産は年に1回程度チェックし、バランスを整えてあげるとなお理想的ですね。

その手間すら惜しいならば、ロボアドバイザーを利用したサービスを検討するのもいいかもしれません。 ロボアドバイザーは、AIやアルゴリズムに基づいて投資をアドバイスしてくれるサービスです。自分で投資先を選ぶ必要はなく、自動的に最適なポートフォリオを組んでくれます。初めての投資や時間の制約がある場合には、手軽で効率的な選択肢です。

自分で投資信託を買うより手数料が高めにはなってしまいますが、一度始めてしまえば本当に何もする必要が無い手軽さからユーザー数はどんどん増えているようです。

以下の記事では私が実際に利用しているロボアドバイザーのウェルスナビについて解説しています。動画もありますので興味がある人は是非チェックしてみてください。

okuri-man.hatenablog.com

このような仕組みを利用して、手間暇かけずにしっかり資産運用を実現することが可能です。

投資を始めよう

資産形成は、将来の安定や自由な生活を築くために重要なステップです。

投資初心者であっても、少額から始めることでリスクを許容しリターンを狙いにいく過程を学ぶことができます。資産を着実に増やせる可能性があるのです。

繰り返しますが、給与収入が上がらない現状や銀行預金の限定的な利益に頼るだけでは、豊かな未来を築くことは難しいでしょう。

この記事では、投資の基礎知識から始め、給与以外の収益源を持つことの重要性を書いたつもりです。給与だけではなく、投資を通じて資産を育てることで、自分自身の経済的な自由や人生の選択肢が広がるのです。

 

投資は単なるマネーゲームではありません。自己学習と情報収集を重ね、ゆくゆくは自分自身の投資スタイルを見つけましょう。将来の目標に合わせた投資戦略を構築し、長期的な視点で資産を育てていきましょう。

投資初心者であるからこそ、どうか勇気を持って一歩踏み出してください。知識と経験を積み重ねながら、将来の資産形成に向けて歩みを進めることができます。

全ての投資家の未来がより輝くことを願っています。

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