30代サラリーマンの高配当と株主優待投資ブログ

セミリタイア/FIREを目指すサラリーマンのブログ。配当は再投資、優待はご褒美。2020年9月から株式投資の記録をつけて、2032年に資産1億円を目指します。(多分)

年間の配当金が100万円を超えてから起こる変化

どうも、たっつんです!

私は保有株を自分で作成した表にリスト化して管理しており、定期的に保有シナリオの見直しを実施しています。

資産の一部を高配当株に振り分けて2年程度が経過しましたが、管理している表には当然ながら配当金の項目も記載しており、年間で受け取れる配当金が一目すれば分かるようになっています。

そしてこの度、企業の増配や新規買い付け銘柄をリストに折り込んで反映したところ、ついに年間の受取配当金が100万円を突破していることに今更ながら気付いたので記事にします。

年間受取配当金が100万円を超えて変わったこと

本業以外に副収入があるというのは嬉しいものです。特に私のような一般的なサラリーマンにとって、株式投資による配当収入は簡単に副収入を得られる手段の一つと言えます。

普段から意識することはないですが、年間の配当収入が100万円を超えた今、改めて立ち止まってそのメリットを考えてみたいと思います。

気持ちに余裕ができる

ダイレクトに影響がある点は気持ちの余裕では無いでしょうか。

「金持ち喧嘩せず」という言葉がありますが、その意味は「金持ちは利にさとく、けんかをすれば損をするので、人と争うことはしない。」ということだそうです。

損得勘定を考慮して喧嘩をしないというのが本来の意味のようですが、実態は経済的に不自由や焦りがなく、気持ちに余裕がある暮らしを送ることができているからでは無いでしょうか。

人は切羽詰まって余裕が無くなると行動や考え方も変わる生き物です。私は年間の受取配当金が増えるにつれて、気持ちに余裕が生まれたように感じます。

「金のゆとりは心のゆとり」とは真意だと言えそうです。

仕事との向き合い方が変わる

副収入があると本業への向き合い方も変わります。

私は一般的なサラリーマンで企業の平社員として働く日々を送っています。サラリーマンあるあるの一つとしてどの会社でも「生活残業」が話題になりますが、私は生活残業は一切しません。

「お金のために本来必要の無い残業をし、時間を失う」生活残業という行為はまっぴら御免です。しかしながら、経験上はどんな職場にも必ず生活残業者はいるようです。

結局はお金のために時間を切り売りしている状態であって、とても健全とは思えません。時間でお金を買うことはできても、お金で時間を買うことはできません。たった一回の人生ですし、できるだけ楽しいことや好きなことに時間を費やしたいと思います。

副収入があるというだけで金銭的な余裕が生まれるため、無駄な残業をする必要がなくなります。更に仕事を定時で終わらせたいので、集中して本業に取り組むようになるメリットもあります。

気持ちに余裕があるからこそ、仕事をいい加減にするのではなく真剣に取り組み短い時間で成果を出そうとする努力にも繋がっているといえます。なんだかんだ、人は1日の大半を仕事に費やしているわけですし、どうせならしっかりパフォーマンスを発揮できた方が気分もいいというものです。

また、仕事との向き合い方という意味では、仕事に対して失敗を恐れずチャレンジングになれるという見方もできそうです。

日本社会は未だセカンドチャンスを与えない風習が強く、たった一度の失敗が長く尾を引くようなシーンを目にします。そんな中だと多くの人が失敗を恐れ、無難な結果に着地することを望むのも仕方のない事かもしれません。

人類が定住するようになった歴史を振り返っても分かる通り、誰もが安定を求めています。収入の安定化を図るために無難な結果を出すことは一つの正解かもしれませんが、成長スピードを2倍、3倍に高めるためには、やはり人より多くの挑戦や行動を起こす必要があります。

配当収入で一定の安定感があり過度に失敗を恐れる必要がないからこそ、何事にも積極的にチャレンジするメンタリティでいられる側面はあるでしょう。

外食や買い物のハードルが下がる

よくも悪くも、かつてほどストイックに財布の紐を管理しなくなりました。散財するようになったとまでは言わないですが、家族での外食の際にお店や値段を気にしなくなりました。

食べたいものを食べ、買いたいものが買える。一見すると当たり前のようなことですが、現代社会においては本当に当たり前のことでしょうか。何不自由の無い暮らしを抵抗無く送ることができるのは気持ちと財布の余裕があってこそです。

年間の配当金が100万円ということは、月に換算するとざっくりと8.3万円程度になります。私は元々物欲が無い人間なので、月の給料+月8.3万円の副収入が自動で入るとなると使いきれないんですよね。

当然、余剰資金の全てを投資に回しリターンを最大化する選択もできますが、使途が自由な配当金投資のメリットを生かし、割り切って配当金を使うこともできます。

投資でお金を得ることも大事ですが、その出口を考えることも大事です。稼いだお金をあの世に持っていけるわけもなく、生きている間に有意義に使ってこそ意味があります。

この考えは「DIE WITH ZERO〜人生が豊かになりすぎる究極のルール〜」で上手く表現されていますので、興味がある方は是非読んでみることをオススメします。

▼良本のご紹介

私はインデックス投資も取り組んでいますが、高配当株への投資とは切り分けて考えています。インデックス投資ほど優れた投資手法はなく、あらゆる観点から超長期の資産形成においてはこれに勝るものは無いとさえ思っています。

一方で高配当株への投資の魅力も理解し、堪能しています。フリーキャッシュフローが生まれる高配当株投資は得た利益(配当金)の使徒インデックス投資より自由度が高い心象を受けます。

インデックス投資で積み上がった資産をわざわざ切り崩して使う」という面倒なことはしませんが、配当金として口座に着金していれば「投資に回すことも、モノやサービスを買う」こともしやすくなります。

インデックスと高配当株投資…どちらが優れているということは無いですが、お互いの特性を見極めて上手く使い分ければいいと思います。

資産増加スピードが具体化され、投資モチベーションがUPする

高配当株投資においては「受取配当金を増やす」というシンプルな目標があるため、投資のモチベーションが維持されやすいです。

私の場合「年間12万円、月にして1万円の配当金を得る」という状態になった際は、何とも言いようのない興奮状態になったことを覚えています。「仕事もしないのに毎月自動的に1万円のお金を得られる」という状態は素晴しいと思いませんか?

その状態からコツコツと高配当株の保有を増やし、毎月2万円の配当収入、毎月3万円の配当収入…といった具合に、投資モチベーションを維持しながらも資産の増加を目に見える形で実感することができます。

当然、高配当株投資においても複利は働きます。配当収入が増えるにつれ、自ずと複利が働き資産の増加スピードは加速していきます。「毎月5万円、年間60万円」を得られるような状態にでもなれば、毎月低位の単元株を買うことができます。

配当金で株を買い、買った株からまた配当金を得て…と資産増加のスパイラルに入れば、あとは流れに身を委ねるだけで配当収入が加速度的に増えていきます。その過程がまた楽しかったりするんですよね。

結び

以上、年間の配当金が100万円を超えてから起こる変化についてでした。

年間100万円の配当収入という数字は一つのマイルストーンだと思うので、これを機に振り返りの記事でした。時間があれば動画にもしてみようかと思います。

次の目標は「年間120万円、月に10万円の配当収入」を作ることにしようと思います。毎月10万円の不労所得があれば日々の暮らしが格段と楽になりますし、もし会社が倒産したりクビになったりしても大きな支えになります。

そして何よりFIRE後の収入源の一つでもあるので、育てられる時に育てておくに越したことはないですからね。

今後も日本株を中心に投資に取り組み、高配当株投資、インデックス投資、個別株投資(中長期)を主軸に資産運用に取り組んでいきます。応援よろしくね!

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