30代サラリーマンの高配当と株主優待投資ブログ

セミリタイア/FIREを目指すサラリーマンのブログ。配当は再投資、優待はご褒美。2020年9月から株式投資の記録をつけて、2032年に資産1億円を目指します。(多分)

【株の決算ニュース】JFEホールディングス(5411)が急上昇!ヤマダホールディングス(9831)は轟沈…。

どうも、たっつんです!

決算シーズンということで、気になる銘柄の決算に目を通して記事にします。

株式投資においては四半期ごとに公表される企業の決算は、非常に重要な情報源となります。

「これを見ずして売買判断はできない!」と言っても過言ではないほど重要なものなので、気になる銘柄についてはしっかり確認し、自分なりにチェックしておきましょう!

JFEホールディングス(5411)

ポイント

・増収減益 → 生産量は減少も、値上げが奏功

・2024年度は80円から100円へ、20円の増配を計画

・2024年度は増収増益の見通し →  鋼材需要の回復傾向、販売価格の改定

保有で大健闘だったJFEホールディングスは、しっかり値上げを敢行したことで売上高は前期比で20%の増収となりました。

一方で利益面は原料価格高騰や為替影響に加え、棚卸資産評価差等の一過性の要因により現役となりました。

2024年度はほぼ横ばいの売上高を見込んでいますが、利益はしっかり確保できる見通しのようで、2022年度ほどとはいかずとも、2023年度と比べ約20%程度の事業利益増加を予想しています。

これに伴い、増配も発表し市場からは好感され株価は高騰しています。窓を開けて上昇し、直近高値の1846円を突破しました。

月足で見れば、2020年のコロナショックで底を打ってからは上昇トレンドのように見えますね。上値も軽い位置にあるかと思いますので、中長期的にはここからまずは2500円程度を目指しそうな気配を感じます。

JFEホールディングスの決算をヒントに鉄鋼系銘柄も物色されそうです。

また、鉄鋼需要の回復の背景には自動車需要の回復もあると読み取れますし、好業績な自動車メーカー、部品メーカー等もチェックするといいかもしれません。

ヤマダホールディングス(9831)

ポイント

・減収減益 → コロナ禍での巣篭もり需要の反動など

・2023年度は18円から12円へ減配

・2024年度は増収増益の見通し → インバウンド需要が鍵か

残念な決算だったヤマダホールディングスは、2021年の巣篭もり需要の反動が尾を引き減収減益で着地となりました。

売上高はほぼ横ばいも、利益面でかなり逼迫された印象を受けます。これは上述した巣篭もり需要の反動に加え、DX化の改革途上に伴う粗利の低下、バランスシート改革のための仕入れ抑制、助成金収入減に伴う営業外収益の減少などがあげられるようです。

残念な決算ではありますが、主力のヤマダ電機はどこかで改革を遂げなければいけないようには感じます。今やネット販売が主流になった時代に、旧態依然の家電販売店が今後も生き残れるかは疑問ですし、より効率よく利益を出せる体質に変化する必要があるかと思います。

2024年度の予想は増収増益も純利益はほぼ横ばいなので、増配は見込めそうにありません。良くて年間配当12円の据え置きかと思われます。

日足チャートを確認すると、決算内容から嫌気され売られたことがわかります。

月足では緩やかな下落トレンドという印象ですね。当面は400円前後が一つの抵抗線になりそうな予測をしています。

ともあれ、国内家電量販店の首位企業です。どこかで反発するタイミングもあるかと思いますし、これから株を仕込むにはいい時期かもしれません。

個人的にも買い増しを検討しています。タイミングは「まだ今じゃない」という印象ですかね。

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