30代サラリーマンの高配当と株主優待投資ブログ

セミリタイア/FIREを目指すサラリーマンのブログ。配当は再投資、優待はご褒美。2020年9月から株式投資の記録をつけて、2032年に資産1億円を目指します。(多分)

外貨預金利用者が増加した頃、円は143円程度でした…。

どうも、たっつんです!

今回は「ニュースは半分くらい聞いておけばいい」という記事になります。

残りの半分は靴磨きの少年です

テレビやネットでは毎日様々なニュースが飛び交っていますが、そのうち半分は「注意喚起」の側面があると思ってもいいのかもしれません。

それくらい慎重な方が投資家としては損を回避できるかも?

ケース①ドルの外貨預金が秋頃に流行

今年を振り返ってみますと、年始には115円だったドル円が10月には151円を突破し、そして今現在は133円…と為替の変動幅が極端に大きい年になりました。

為替市場の変動を受け外貨預金が流行し、秋頃には「金利が高いドルの外貨預金が流行しているぞ!」というようなニュースもしばしば報道されていました。

日経新聞記事(2022/9/7)

外貨定期預金が大幅増: 日本経済新聞

▼ネットメディアでも外貨預金に関する記事をよく見かけましたね。(2022/9/17)

円安・金利上昇で外貨預金の残高が大幅増…これから投資するのはアリ? | Mocha(モカ)

このように外貨預金が流行りだした頃の為替レートを見ると、概ね140円台で推移している頃です。

つまり、これらのニュースやメディアを信用して外貨預金を始めた人は今現在において高値で掴まされているということです。

話題になった頃には天井に近い…というのはまさに靴磨きの少年の逸話通りではないでしょうか。

筆者は為替市場ほど読みが難しいものはないと思いますし、外貨預金では為替手数料も発生します。上下が読めない外貨をわざわざ手数料を払って買う…というのはいかがなものかと思いますね…。

為替市場は読めない

ちなみに、上記メディアの記事には以下の記載があります。

 

 

「日銀は金融緩和を続ける姿勢を崩していません。」

ところがその僅か3ヶ月後には金融緩和縮小のアナウンスをしています。

www.nikkei.com

これが起因となり、日本株も為替も急落し今に至っています。

お金のプロであるFPでも為替市場を読むことはできなかったというわけです。

それを外貨預金の仕組みもよくわかっていないような素人が始めたとしても、運以外の要素で儲けることは難しいのかもしれません。

…という理由から筆者は外貨預金には一切手を出しておりません!

ケース②2020年以降の米国株ブーム

書店やネットメディアで米国株がやたらと取り上げられたのは2020年以降だったと記憶しています。

YouTubeの広告でも米国株について再生されていましたし、2021年の後半頃からはSNS上でナスダックにレバレッジをかけて投資する、いわゆるレバナスに投資するインフルエンサーや投資家の姿をかなりの数見かけました。

確かに世界経済を牽引する存在感と実力が米国株にはありますし、それは今後も期待できるものだと思います。そう思うからこそ、筆者もインデックス投資では米国株を取り入れています。

ただ、瞬間的に加熱しすぎたものは冷める運命にあります。栄枯盛衰とはよく言ったものです。

あれだけ話題になった米国株ですが今年は調整相場に入っており、昨年、一昨年騒がれたことが嘘のように広告やネットニュースも見かけなくなりました。

このことからも好調な時こそ話題にこそなれど、その時期を過ぎるとやがて人気は下火となり勢いを失っていくことが分かります。

バブルには乗るべきだが、「降り」遅れないことが重要

タピオカブームが訪れた後にタピオカ屋さんを始めた人の多くは撤退したという話を聞いたことがあります。

YouTubeで稼げる時代が来る前から動画を投稿していた人が今やYouTube界ではトップスターとなっている一方で、後発で動画投稿に取り組んでいる人は収益化すら難しい状況です。

1000円で株を買った人は、その銘柄が人気となり株価が上昇して1500円で株を買った人より有利です。

何事もブームが来た頃には遅い可能性が高く、不利を強いられます。

株の世界ではブームが来て株価が上がった頃には、その流れから降りることを視野に入れていないといけませんね。

筆者も含み益の銘柄の機を逃し含み損に転じてしまう…という経験が何度もあります。乗り遅れないことも大事ですが、「降り」遅れないことも大事です。

それを踏まえた上で「今身近でブームになっているものは何か?」、逆張り的な視点では「話題にもならないほど人気がないけど、価値を秘めているものは何か?」という視点が大事になると思います。

次のブームについて常にアンテナを張っておきたいものです!

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