どうも、たっつんです!
今回は毎週日曜日更新中の「今週の相場の振り返りと、来週以降の相場予測」についての記事になります。
先週は「ベアを利確し、来たる大相場に備えるぞ〜」という記事を書きましたが、日経平均株価は想像を超える上昇となりました。
上昇の要因はCPIの結果によるものでしたが、週末にはアメリカ中間選挙の大勢も分かってきたため、明日からの相場も目が離せません。
相場振り返り
まずは日本株の動きを振り返ってみましょう。
CPIの結果を受け、日本株は大きく反発しました。三角持ち合いからチャートは上に伸び、ついに売買拮抗の状態が破られました。悪材料が出なければ29000円を目指す形となります。
一方、米国ナスダックに関してはCPI発表後に7%以上の歴史的な上昇を記録しており、市場のインフレピークアウト、引いては金融引き締め緩和への期待感が如実に現れていました。
木曜日に大きく上昇した米国株ですが、その翌日金曜日にも下落とはならず、ダウは横ばいもナスダックは再び大きく上昇しました。
一般的に成長株こそ金利の影響を受けやすいと言われているので、金利上昇緩和に期待されナスダックは好調なのかもしれません。
いつも通り米国株に連れ高とはならず、週明けには一旦調整となりそうです。
ナスダックが強かった影響で、唯一マザーズ市場は元気そうです。これからは成長株が強いサイクルが来るのでしょうか?グロース市場をチェックしておいてもいいかもしれませんね。
中間選挙は上院で民主党が半数獲得が確実
今後の株価を占う中間選挙ですが、上院では民主党が半数獲得を確実としています。
金融引き締めを良しとしない共和党に期待され株価が上がっていた側面もあったと思うので、明日以降の相場は思った以上に下がるかもしれませんし、先物以上の変動幅があってもおかしくないと思います。
バイデンさん率いる民主党政権の安定運営により株価が上昇する!という意見をネット上では全く目にしないあたり、誰がリーダーかは重要な要素だと思います。えぇ、岸田総理に言ってます。
いずれにせよ、投資家は分からないことをリスクと思う性質を持っています。CPIは株価上昇の材料で、中間選挙の結果が仮にマイナス材料だとして、今後もレンジ相場が続きそうな気がしています…。
為替市場
ドル円は大変なことになっていますね。
二日で8円ほど動いています。
150円あたりで為替介入した日銀はトレードのタイミングとして完璧でしたね。
それはさておき、FX界隈では誰かが爆益となる一方で誰かが電車を止めかねない損失を被っていることでしょう…。
個人的にはゼロサムゲームのFXより、時間をかけてプラスサムゲームになりやすい株式投資の方が期待値が高いと思っています。
それはそうと、為替が変動しているので外需の要素が強い株については注視しておく必要があります。
投資主体別売買状況
投資主体別売買状況は以下の通りです。
海外勢が大きく買い越してきました。
これで2週連続の買い越しになります。先週から日本株は上昇しているので海外勢の売買動向に連動している印象を受けます。
明日以降は一旦は調整しそうですが、その後年末ラリーに向けて買っていく展開に期待しています…。
まとめ:大きなイベントは通過。レンジ相場となるか?
CPIの結果で大きく上に放たれた日本株でしたが、中間選挙の大勢も固まってきた週末を経て、再度迷いの相場に突入しそうだと予想しています。
今年はレンジ相場を繰り返しているので、レンジの範囲でトレードすると勝ちやすい相場だったように思います。(実際に出来ているわけではないです。)
なんだかんだで今年いっぱいこんな感じなのかな…と思いつつも、明日以降でトレンドが明確になりそうだとも思っています。
上昇トレンドが続くようなら日経平均株価29000円を目処に一旦利確をしたいと戦略立てているので、明日以降もきっちり相場チェックしたいと思います!
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