どうも、たっつんです!
日銀が長期金利の変動幅上限を現行の0.25%から0.5%に引き上げたことで、12/20の日本株は急落となりました。
金利上昇は株式市場にとって大敵です。嫌な流れですね…。
長期金利の上昇に呼応して為替も急激に円高に振れました。ここ最近は円安恩恵が大きい銘柄が強かったのですが、一気に崩れてしまいました。
金利の上昇に弱いグロース銘柄も大幅下落が目立ちます。筆者が保有している銘柄も漏れなく下がっていますね…^^;
株式市場は完璧には予想できません。
今回の一件も市場には悪いサプライズでした。米国のパウエル議長はFOMCなどの折に触れ、市場と上手に対話してきたと感じますが、日銀の黒田総裁はあまりにも急な利上げ発表でした…。
方針としては金融緩和は維持するとしており、利上げではないと発言しているとのことですが、市場は「事実上の利上げ」との捉え方が大勢となったようです。
個人的には金利もさることながら為替の影響が甚大だと思います。
色々な円安メリット企業の2Q決算資料を見るに為替レートは140円前後で想定していることが多いように感じましたし、このまま円高に振れるようであれば業績の下方修正が相次いでしまう可能性が無きにしも非ず。
そこから連鎖反応的にズルズル株安展開となると目も当てられないですね…。
さて、株安となりそうな相場ですが忘れてはいけないのが「下がった時にこそ買う」ということです。
このブログではしばしば書いていますが、優良企業の株が安くなるというのは絶好の仕込み時とも言えます。
株が上がっている時は資産運用が順調に進んでいるように感じ、もっと買ってみようとなりがちです。しかし、冷静に考えてみれば安い時にこそ株は買うべきです。
ところが人間の心理は不思議なもので、今のように下がった局面で株を売りたくなるものです。
ここから更に下がった時に買い戻せるならそれはそれでいいのですが、筆者の経験上、下がった株をちゃんと買い戻せる人は少ないように感じます。
どうせ買い戻せないのなら黙ってホールドしておくか、割り切って株を手放すか二者択一になるでしょうが、その判断は保有銘柄の特性や運用資産の割合、規模によると思うので一概に何が正解とは言えませんね。
ここから株を買うとするなら狙えそうな対象は以下の二つ
①円高メリット株を買う
②内需系の銘柄を買う
ここから為替が円高に振れるなら資金は円高メリット株にシフトしていくと思われます。為替変動に伴い、輸入の点で有利になるスーパーなどの内需系株も底堅く推移する可能性が考えられます。
ただ、いずれにしても金利が上がってしまえば相対的に株は弱くなりますので、大人しく現金待機が吉なのでしょうね…ただ、つまんないんですよねー…。^^;
休むも相場、という格言があるように現金待機も立派な戦略ですね。こういう時期こそ淡々と積立投資に励むくらいがいいのかもしれません。
とはいえ、大きく下がった優良銘柄があれば迷わず拾いに行く心構えはしておきたいと思います。
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