どうも、たっつんです!
いよいよ2022年で市場が開く最後の週となりました!
今年は年始から比べると10%程度日経平均株価が下落しており、厳しい相場だったように思います。12月も後半からはきつい下落トレンドとなり、苦しい局面を迎えています…。
終わりの見えない下落に、何か希望の光はあるのか…?
日経平均26000円の攻防
日経平均はテクニカル的には非常に重要な26000円の抵抗ラインに差し掛かっています。
12月のきつい下げについては、どこかで似た経験をしたな…と振り返ってみれば10月にも同様に酷い下落があったことを思い出しました。
10月の下落時は26000円を一旦は割りましたが、その後どうにか株価は復活を遂げました。
リバウンドするか否か…現在の株価はまさにその瀬戸際に迫っているように見えます。
10月下落時は騰落レシオ売られすぎでリバウンド
10月の下落時には株価の買われ過ぎ、売られ過ぎを判断する騰落レシオは78.15をマークし、そこから反転上昇に転じました。
一般に騰落レシオは120で買われ過ぎ、80で売られ過ぎと言われています。
そして今現在の騰落レシオは以下の通り。
株価の売られ過ぎと言われる80まで目前と迫っています。
とはいえ、前回よりまだ約10ポイントほど高いです。短期の騰落レシオについては10月の下落時以上に凄惨たる数値となっています。いかに短期で大きく下げたかが分かるデータと言えます。
今回、下げの発端となったきっかけは日銀が金融緩和縮小をアナウンスしたことでした。
金利の上昇は株式市場にとっての大敵とはもちろん分かっていました。
分かっていましたが、これほどその影響が早く根深いとは想定外でしたね…円高に振れるのも驚くほどのスピードでした。
今後も投資ライフを送る上で「金利に関するニュースは特に敏感になっておく必要がある」と大きな学びとなってよかったです。
円安メリット銘柄は見直しが必要
筆者は円安メリット銘柄に意図的に投資していましたが、完全に想定外だった金融緩和縮小の影響もあって円高に振れてしましました。
戦略を変える必要があると思っています。例えば国内の主要自動車メーカーの想定為替レートは135〜136円程度です。ウォッチしている銘柄の中でも大きく株価が上がった日本特殊陶業(5334)の計画為替レートは139円。
円高に振れた影響でこれらの銘柄の株価は急速に下落しています。レートが1円違うだけでも業績に与える影響が大きいので、為替動向には注意して銘柄選定をする必要があります。
逆説的に円高メリット株が有利…?
まとめと今後のざっくり予測
今年は世界的にも日本株としても奮わない一年となりますが、株価を月足で見ることが多い筆者的には日柄調整をしていると感じています。
来年もうじうじした相場がひとしきり続いて、日柄調整が落ち着いた頃に月足長期線とタッチした末に日本株が上がっていくシナリオをひっそり描いています。
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