どうも、たっつんです!
株式市場は絶賛決算期で阿鼻叫喚の季節となっております。
好決算企業もパッとしない決算の企業も混交していますが、どんな決算からも次の投資のヒントが生まれるはずなので、できるだけ多くの決算に目を通して投資眼を鍛えたいと思います。
そんな中、スノーピークの決算に注目しているワタクシです。
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スノーピーク(7816)の通期決算がズタボロ
キャンプ界隈で一斉を風靡したスノーピークですが、今期の通期決算は凄惨なものでした。
とはいえ、一応黒字決算となっています。一応ね。
当期純利益 1百万円
対前期増減率 △99.9%
この背景にはコロナ特需であったキャンプ需要が、その他のアウトドアやレジャー等に移行したことが挙げられます。
ちなみに、私自身キャンプが好きですがスノーピークの商品は持っていません。いいものだとは思いますが商品が異常に高いですからね…。
それはさておき、確かにコロナが正常化されてからはかつてほどキャンプブームの勢いは無くなったように感じます。肌感覚でも飲み会や旅行が復権したと感じますし、居酒屋や飲食店の決算からもその好調ぶりが伺えますよね。
リソースは有限。次のテーマを探せ。
コロナ特需でキャンプが注目されていた背景もあり、スノーピークは一種のテーマ株の中核だったと言えるでしょう。
ただし、人間の消費行動にはリソースがあり、お金も時間も限られています。あれもこれもと出来ればいいのですが、そうはいきませんからね。
例えば「今週は飲み会だったから、平日のランチは節約しよう」とか「カラオケで楽しんだから買いたかった服は我慢しよう」といった具合に、限られたリソースの配分先に次の投資マネーが集まるとも言えます。そういった意味では飲食、居酒屋の好決算がマネーの移り先を証明していますよね。
つまり「ずっとテーマとなり得る株は無いし、逆も然りでずっとテーマから外れていることも無い」ということです。
コロナ以前からスノーピークが注目されていたかというとそんなことも無く、外部環境の変化に伴い注目され、株価を押し上げた一面があるでしょう。(そのきっかけを上手く捉えるのは経営者の手腕ですね)
今全く注目されていないテーマやセクターでも、何らかのきっかけから投資マネーの移り先になる可能性はあるわけです。「先を予測して安いうちに株を買っておく」という行動は投資家にとって重要なスキルの一つだと私は思います。
+アルファを狙え。
さて、上記を踏まえた上で次に上がりそうなテーマや銘柄を探すべきですが、例えばパイに限りがある事業では狙えるリターンにも限りがあると考えます。
例えば、今期はカラオケ事業が好調で好決算を発表する関連企業もあります。しかしながら、個人的にはカラオケ事業が今後青天井に成長するか、と問われればNOです。パイに限りがあると思わざるを得ません。
連想ゲーム的に、アウトドア事業が不調→飲食、居酒屋が好調→カラオケ、旅行などのレジャーも好調と繋がることはあっても、それらの事業に更なる+アルファが無いことにはどうにも投資対象として食指が動かないわけです。
すなわち、投資家としては「次のテーマ株かつ+アルファを持つ企業」を見つけて投資したいと思うのです。
ちなみに+アルファとしては個人的には成長性がベストです。ただ、何も成長性だけではなく、割安さなどでもいいと思います。
基本的には成長性がベストだと判断していますが、テーマ株+何かしらの付加価値は欲しいところ。
結び
というわけで、成長性に懸ける私としてはグロース株にモリモリ投資したいのですが、昨今の日本株高の恩恵はほとんど大型株が享受していると感じますし、中小型株に投資している身としては「グロースのターンはよ!!」といった所です。
というかこれだけ大型株が上がるのであれば「リスクを取って中小型株に投資する意味って何だろう?」と星を眺めながら自問自答できてしまいます。
せめて私が保有するグロース銘柄だけでも上がることを信じて、今日も真面目に相場と向き合っていきたいと思います。適当でしたが、以上。
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