30代サラリーマンの高配当と株主優待投資ブログ

セミリタイア/FIREを目指すサラリーマンのブログ。配当は再投資、優待はご褒美。2020年9月から株式投資の記録をつけて、2032年に資産1億円を目指します。(多分)

【動画あり】ネクステージ(3186)やらかす。株価-20%のストップ安を記録。→からの続落…。

どうも、たっつんです!

話題沸騰中のビッグモーターによる保険金不正請求事件ですが、ついに上場企業の同業他社で同じような不正が行われている(疑いがある)報道がされています。

さて、この影響はどこまで続くのか…闇が深い問題で泥沼化しそうですね。

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報道内容

文春による報道内容を要約すると概ね以下の通りです。

・現役及び元社員らによる社内の不正が相次いで報告されている。

・保証サービスへ加入させるために、客に「わざとタイヤをパンクさせればいい」などの営業トークでセールスを行う事例などが報告された。

・その際、保証サービスでタイヤを無料交換できるが、工賃分は別途請求となり売上に計上される。

・タイヤに釘が刺さったような写真を撮影し、保険金の不正請求が行われていた。

・中には、ビッグモーター出身の現社長がネクステージに来てからルールや方針がビッグモーター化(→数字が全てという社風)していったとの証言も。

ネクステージは9/1に報道機関からの質問状に対する回答を開示していますが、その中ではいくつかの事例は認識しているが過去に処分を下したことと、ケースによっては不正をした事実は無いと名言しています。

ところが、それから僅か数日で文春によって報道されて今に至ります。文春のことですから、ここまで大々的に取り上げる以上、確固たる証拠を握っているであろうと予想します。

株価への反応

私はビッグモーターの不正が明るみになった時に「もしビッグモーターが上場していたら株価はどうなっていただろう」と考えていましたが、今回はいよいよ上場企業がターゲットになってしまいました。

件のネクステージですが、今回の報道を受けた当日は下落幅上限まで下落するストップ安となっています。その後も下落は続き、報道から三日連続の下落となっています。

テクニカル的には月足の長期線も割り、下値目処がつきにくい位置となってきました。個人的には2000円〜2150円くらいが一旦の下値目処になるかと思いますが、問題の深さが判然としないので何とも言えないですね。

ともあれ、火の無い所に煙は立たないので、程度の大小はあれど何かしらの不正は行っているのでは無いでしょうか。

保険事業担当の役員は亡くなっていたことが判明

保険金不正請求問題が取り沙汰される中、同社の保険事業を担当した役員は9月初旬に亡くなったことが判明しています。同社が報道機関からの質問状に回答したのが9/1でした。

保険事業の担当役員が亡くなられた日について名言はされていませんが、これについて同社の野村取締役は「病院で亡くなったことは事実。原因については聞いていない」としています。

保険金不正請求問題という渦中にありながら、その担当者の状況について「聞いていない」というのは組織として人としていかがなものでしょうか。

ところで、同社の保険代理店は東京海上日動火災保険が務めています。また、損保会社の中で最もネクステージの株式保有割合が高い損保ジャパンからの出向者数名が社外取締役を務めています。

このような状況下で、東京海上や損保ジャパンがどれだけ問題を認識しており、どういった対応をしていたかは今後調査されていくことと思います。これらの企業も株価への影響を受ける可能性が懸念されます。

買いのチャンスは来るのか…?

前述した通り問題の根深さが判然としていないので、リバウンドを狙って利益が取れるのか現時点では不明です。当然、空売りも入っていると思いますし、倒産しない限りは反発もあるでしょう。

しかし、情報が足りない現時点では安易にリバウンドを狙いに行くのは時期尚早かと思います。事実かも分からず被害額などの全容が掴めませんし、公式の見解も無く博打的になってしまいます。もう少し冷静に状況を見極めるべきかと個人的には思います。

私個人としては過去に同社株では何度か利益を出させてもらったことがあり、相性もいいと感じた企業だったのですが、今回の事件の内容次第では触れたくない株になりそうです。企業ガバナンスが杜撰な会社は問題を再発させるリスクも高いと思ってしまいますからね。

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