30代サラリーマンの高配当と株主優待投資ブログ

セミリタイア/FIREを目指すサラリーマンのブログ。配当は再投資、優待はご褒美。2020年9月から株式投資の記録をつけて、2032年に資産1億円を目指します。(多分)

増資を経てタスキ(2987)の株価が安定して来ました。【監視銘柄】

どうも、たっつんです!

私の監視銘柄であるタスキ(2987)ですが、2023年2月の増資を経て株価が安定して来ました。

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株価は1000円が抵抗線

同社は2023/2/24に新株発行を発表し、これにより発行済株式の価値が17%希薄化されました。

上場以来業績は好調そのもので、株価も今年の高値は1400円を突破する場面もあり高い成長性に何ら疑問はありません。そんな中での新株発行は非常に残念ではありましたが、長期的な成長のためならやむを得ないとの経営者判断があったと思われます。

株価については3月半ば頃から下値固めを始め、横ばいのまま推移し概ね1000円が下値の目処のように見えます。

PERは8.4倍で、不動産業の平均PERが11倍であることから鑑みても割安と言っていい水準でしょう。
新株発行により200万株を発行したものの、配当方針は変更しないとのことなので「1株あたり年間配当43円×200万株=8600万円」が企業の負担としてのしかかります。

昨年度の純利益が14.4億円だったことを考えると決して負担できない額だとは思いますが、増資した以上は昨年度以上に業績が伸びていることに株主は期待しています。

財務体質の強化

また、今回は銀行借り入れではなくエクイティファイナンスを行い資金を調達しています。

これに関して、公表されているIR資料の中で「今回の調達額のみであれば借入による資金調達も可能と考えているが、成長ステージにある中で投資を実施するためには財務体質を強化することも必要」との旨で回答しています。

成長ステージの企業にとって、資金の返済が伴う借入れによる資金調達は成長の妨げになります。返済の必要がない新株発行は企業にとってはメリットが大きいでしょう。

一方で株式の希薄化により既存株主は痛みを伴います。同社も当然それを分かった上での判断だと思いますので、将来的な株価上昇と配当により株主還元してくれることを期待したいと思います。

ここからが本番(仕込み時)

さて、今回の記事の本旨となりますが、筆者はここからが仕込み時と考えています。あるいは、いよいよ仕込み時が近づいて来ていると思います。

まず、新株発行後の下値固めが概ね進んで来ました。およそ1000円程度が一つの目安となるでしょう。

ただし、株式市場は何が起こるかわかりません。外的要因で急激に株価が下がることも往々にしてあります。そんな中で、5月の大型連休中には米国株が崩れて来ました。これは株価下落のピンチであると共にチャンスとも言い換えることができます。

セルインメイ効果も相まって、あらゆる銘柄が下落し、1000円の下値を割り込むようなことがあれば大チャンス到来です。

そして、同社株については割安感があります。不動産業の平均PER11倍に対して、PER8.4倍です。当然PERが全てではありませんが、あくまで一つの指標として見れば割安と言えます。

同社は成長の見込みがまだまだあると思います。主力のIoTレジデンスの好調さに加え、成長余地が高いSaaS事業も育成しています。これらが時間の経過と共に市場に理解された時、株価はきっと上昇することと思います。

それまでは配当利回り4%超えの高配当を得ながら、企業の成長を見守っていくことができます。非常に期待値が高い銘柄のように筆者は思いますし、だからこそ応援している企業です。

株式投資は自己責任なので、銘柄推奨をしているわけではありません。必ず自分自身で判断して株を売買しましょう。

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