30代サラリーマンの高配当と株主優待投資ブログ

セミリタイア/FIREを目指すサラリーマンのブログ。配当は再投資、優待はご褒美。2020年9月から株式投資の記録をつけて、2032年に資産1億円を目指します。(多分)

【恩株とは】恩株を作るつもりで長期投資をする

どうも、たっつんです!

筆者はFIRE、セミリタイアを目指すサラリーマンです。

そのための手段の一つとして資産運用にコツコツ取り組んでおり、ブログでは投資記録や相場雑感、気になる銘柄、投資についての考え方…などを発信しております。

発信という名の自分用メモです

さて、私の投資手法は中長期の投資が基本となっています。

今回は、長期投資をする上で大事な考え方の一つとも言える「恩株を作る」ことについて記事にします!

恩株とは

株式投資界隈での造語(と思われる)で、投資コストが発生していない株のことを指します。

「投資コストが発生していない株」と言われてもピンとこないと思うので具体的に説明しますと…

①100円の株を2株買う

→株の評価額200円で、投資コストは200円

 

②株が値上がりして200円になる

→株の評価額400円で、投資コストは200円

 

③200円に値上がりした株のうち1株を売る

→株の評価額200円で、1株売却により投資元本の200円は回収している

 

保有している1株が恩株(投資コストが発生していない!

上記のような株のことを指します。

株を買って値上がりした後に、投資元本分を売って手元に残った株のことを言いわけですね。

恩株のメリット

恩株にはメリットしかありませんが、以下のようなメリットが挙げられます。

①恩株は保有しやすい

恩株は既に元本を回収しているので精神的に株を保有し続けやすいです。

株式市場では日々株価が上下し利益確定と損切りの判断で迷いが発生します。

しかし、投資元本を回収している恩株であれば、株価が上下しても「この銘柄で負けることはない」という気持ちを持つことができ株を保有しやすくなります。

株は資産性が極めて高いものです。ノーストレスで長期で保有することができれば生涯に渡って富をもたらしてくれる存在になるでしょう。

②恩株からタダで配当収入を得られる

恩株は既に元本を回収をしていますが、その恩株からは継続的に配当収入を得ることができます。

その会社が稼ぎ続ける限り恩株からの配当金が入ります。業績が良くなれば増配や株価そのものが上がることもあるでしょう。元本を回収し、タダで手に入った恩株が資産を運んでくる…こんなにいい話はないです。

当然、業績が悪くなったり減配することも考えられます。しかし、投資元本を回収しているのであれば損をすることはありません。

恩株の保有しやすいメリットを活かし業績の回復まで気長に保有を続けるか、恩株を売却し利益を確定させることもできます。

③長期保有の握力や、長期的な視点での投資手法が身に付く

恩株を作るケースを考えてみましょう。

ケース①

200株購入した銘柄の株価が倍になったので、100株を売却し元本回収、100株を恩株にする

ケース②

1100株購入した銘柄の株価が10%上がったので、1000株を売却し元本回収、100株を恩株にする

恩株を作るには株価の上昇が必須条件となるため、そこそこ時間がかかります。

特にケース①のように株価が倍に育つまでには時間に加えて銘柄選定のセンスも必要になるでしょう。

ケース②ではより多くの投資元本が必要になるため、投資元本を用意するためにも長期的な視点に立った資産運用を実践しなければなりません。

いずれにしても、恩株を作るまでの過程で株価は変動し上昇相場や下落相場を乗り越える必要があり、そんな中でも株をホールドする意思と握力が必要です。

恩株の特性上、投資スタイルが長期になりやすいため「恩株を作るために投資をしよう!」というより「気付いたら恩株になっていた」という方が自然かもしれませんね。

まとめ:魅力たっぷりの恩株

以上、恩株についてでした。

恩株を作ること自体が簡単ではありませんが、一度作ってさえしまえば生涯の資産になります。コツコツ恩株を作り続けることができれば、さながら身に纏った鎧のように資産運用における磐石な基盤となるでしょう。

昨今では1株からの売買が可能なサービスも増えてきています。従来の100株単位での取引に比べると1株単位で恩株を作ることはやりやすいと思います。

ぜひ、恩株を作るつもりでの投資に取り組んでみてはいかがでしょうか!

恩株からの配当金は不労所得という点でも特筆に値します!

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