30代サラリーマンの高配当と株主優待投資ブログ

セミリタイア/FIREを目指すサラリーマンのブログ。配当は再投資、優待はご褒美。2020年9月から株式投資の記録をつけて、2032年に資産1億円を目指します。(多分)

会社員が20代、30代から準備する40代からのFIRE(Financial Independence Retire Early)

どうも、たっつんです。

今回は「会社員が20代、30代から準備する40代からのFIRE」というテーマで記事を書きます。

まず、簡単に自己紹介をしますと、私は現在30代前半で、東証一部上場企業のグループ会社正社員です。現在の仕事が嫌いではないですが、本当は時間にもお金にも追われない悠々時的な生活をしたい…と思っています。

ということで、40代でFIREを目指すことを目標にコツコツ取り組んでいることやマインドをまとめてみました。

FIREのためのこれまでとこれから

20代

まず、20代の頃について振り返ります。今思えば、この頃は経験値獲得ステージだったように思います。仕事やプライベートでの失敗や成功、挫折や栄光…など、身を以て様々な経験を積むことができました。

仕事に関して、基本的に会社組織は上下の関係で成り立っていて、理不尽が平気でまかり通ることを誰もがある程度知るでしょう。「仕事をしない口だけ上司がいる」「無駄な残業をして、残業代稼ぎの社員は多い」「上司に媚びへつらう方が出世しやすい」「一生懸命仕事しようが手を抜こうが、もらえる給料は変わらない」など、誰もが一度は経験したことがあるのではないでしょうか。このような実態があり、FIREへの憧れに拍車をかけます。

私の場合、20代で現在まで続くライフスタイルや金銭感覚の叩き台を醸成しました。体感的に金銭感覚を馴染ませる時期であったと思います。そして、この頃からコツコツ資産形成をしておくと後々有利になります。

30代

現在がこのステージ。仕事では20代ではプレイヤーでしたが、30代ではプレイングマネージャーの役割が要求されます。また、給料も上がり生活に余裕ができてきます。その分、子供の習い事などでお金がかかるので資金管理はしっかりやりたいところです。妻と話し合って、今年から家計簿を付けています。

40代でFIREを実現するために一番大切な資産運用に集中するステージだと思っています。インデックス投資を続けるだけではアーリーリタイアは実現できません。試行錯誤、トライアンドエラーを繰り返して自分にとって効果的な投資手法を身につける必要があります。そのためにこのブログも書いています。また、FIREに向けて具体的な構想を練る時期でもあります。

FIREを実現した時に「10年以上前から準備していてよかったな」と思いたいです。

40代

仕事ではマネージャーの立ち位置になります。個人的には40代で一つのマネージャー職をやり遂げたらFIREを実現しようと思っています。なので、45歳頃になることを想定しています。

というのも、この年代を過ぎてから生き生きと仕事に没頭している人はかなり少なく思います。やれ教育費だ、やれ家のローンがだ、と言いながらいてもいなくてもいいような会社員生活を送っている人は結構多いです。私はそうはなりたくありません…。

それに、たった一度の人生です。定年退職まで勤め上げることも立派ですが、早めに第二の人生をスタートさせ、好きに生きていくという生き方をしたいと強く思っています。

以上が、20代の振り返りと、現在、そしてこれからの大まかな流れになります。

FIREのために実践していること

私がFIREのために実践している事をご紹介します。

・従来の価値観を疑う

まず「働き出したら車を買い、結婚し、家を買い、ローンを払いながら定年まで働く…」という従来の価値観、生き方を見直しました。親世代を見て育ってきたのでそれが当たり前と思いがちですが、本当にそれでいいのかを自分で判断する必要があります。

私の場合、それが自分にとってベターではあってもベストではないと感じました。結局「先入観」があると従来の価値観でしか生きられないです。

働き出したから保険に入り、車がいるからローンを組んで流行りの車を買う…など、人と同じことをしていたら同じ結果、同じような生き方にしかなりません。人と違うことをしてみことが大事です。

 

・家を買わない
・車を買わない

単純に資金効率が悪化します。

超低金利時代とはいえ、ローンを組む=借金をするということです。そして当然利息分は無駄に払わなければなりません。

資産運用をしていて思いますが、低金利とはいえ各種ローンの金利を上回る運用をすることは容易ではありません資産運用をしても、ローンによってそれ以上の速さで資産が減っていては元も子もありません

『金持ち父さん 貧乏父さん』の著書「ロバート・キヨサキ」氏はこう言います。

金持ちはお金を払って資産を買う。貧乏人はお金を払って負債を買う

シンプルながら確信を突いた言葉だと思います。

それが分かっていても、人間は先入観に囚われた生き物です。「田舎だから車が必要」と私の住む地域でも周りはそう言います。だけど、車が必要な地域に住んでいるなら引っ越せばいいですし、通勤に車が必要なら引っ越せばいいです。

「必要」だと思い込んでおり、実際には「必要=あったら便利」というケースが多いです。先入観に支配されないように努め、過剰消費を疑義し、従来の価値観に囚われないことが大切です。

・保険商品を買わない

日本の公的保険は手厚いです。その制度をうまく利用しましょう。生活防衛資金としては半年~1年程度の生活費さえ手元にあれば十分です。

万が一を想定して備えるべきは保険ではなく、資金繰りについて決めておくことです。遺族年金はどれくらいか、いつまでもらえるか、公的保険はどのようなものがあるか、今後どのようなマネーが必要になるかを日頃から検討しておくことが大切です。

・質素倹約に努める

経済的自立=お金を好きなだけ使える、ではないという認識が大事です。かと言って贅沢がダメだというわけでもないです。

自分が本当に実現したい生き方を見直し、それがお金の散財や豪遊なら一生FIREはできません。何故なら使うお金を稼がなければならないからです。

膨大な資産があるならいいですが、そうでなければお金を稼ぐ必要があります。労働で稼ぐうちは大きなお金は得られず、事業を起こし成功するにはエネルギーも時間も必要になります。

積み上げた資産から実現できる範囲で、好きなようにゆっくり生きることこそが私にとってのFIREなのです。

・投資の勉強を始めておく

FIRE後、労働も起業も当てはまらないならば、資産に働いてもらうしかありません。FIRE前、FIRE後も資産運用は切り離せないと思っています。早ければ早い方が有利なので20代から始めた方がいいです。私は株式投資は25歳頃から始めました。当然、最初は何一つ分からず雰囲気で株の売買をしていましたが、今は少しずつ銘柄選択ができるようになったと思います。

もっともっと洗練して、FIRE前、FIRE後でのメインの収入柱に育てていきたいです。

・しっかり働く!

40代からのFIREを実現するためには、しっかり働き種銭を作ることが不可欠です。一見矛盾しているようですが、仕事もできない人間にFIREなんて到底できないと思っています。

それに仕事はあらゆる面で自分を成長させてくれるコンテンツなので、集中して取り組んで損することは一つもないです。収入も得られ、自己成長もあり、周囲に認めてもらえる…その好循環が次の良い循環を呼んでくれると思います。

FIREに向けた準備はまだまだ続く

以上、私のFIREについての取り組みやマインドでした!

今はまだFIREの種銭を作っている段階ですが、10年以上先の目標のためにコツコツ努力を続けています。進捗は順調です。今後もこのブログでは資産運用の記録を綴って、トライアンドエラーを繰り返して、FIREに向けて着実な準備を本気でやっていきます。

これからも生暖かい目で見守っていてください!