30代サラリーマンの高配当と株主優待投資ブログ

セミリタイア/FIREを目指すサラリーマンのブログ。配当は再投資、優待はご褒美。2020年9月から株式投資の記録をつけて、2032年に資産1億円を目指します。(多分)

三井住友ゴールドカード(NL)を諦めました。【デメリット】

どうも、たっつんです!

クレカ界隈で話題沸騰中の三井住友ゴールドカード。今、ツイッター上では「100万円達成への修行!」というキャッチフレーズで呟かれています。

このビッグウェーブに乗るしかない!ということで私も早速利用してみようかと重い腰を上げてみましたが、色々と考えた結果やっぱり三井住友ゴールドを利用しないという選択に至りました。

今後、三井住友ゴールドカードの利用を検討している人にとって一つの意見にでもなれば幸いです。

三井住友ゴールドカード1分解説

サクッとカードの紹介をしましょう。クレカ界隈で特に重視されるのはポイント還元率になりますので、ポイントに焦点を当てると以下の通りです。

ポイント還元率
  • 通常のポイント還元率は0.5%
  • 大手コンビニ3社とマクドナルドはVISAのタッチ決済でポイント還元率5%!
  • 大手コンビニとマクドナルド限定で、更に家族カード利用で家族一人に付き+1%(最大+5%)
  • 任意のお店3店舗でポイント還元率を+0.5%(3店舗まで登録できる)
その他の特徴
  • 年会費は5500円だが、年間100万円以上のカード利用で年会費無料
  • 年間100万円利用で1万ポイントを還元

他にも保険や空港ラウンジサービスなどがありますが、カードを利用するか否かの争点は上記の内容となるでしょう。

100万円達成への修行?

さて、三井住友ゴールドカードを利用する上で「100万円修行」が話題になるのはズバリ年会費と1万ポイント還元の存在がある故でしょう。クレカ界隈では「いかに安い年会費で、いかにポイント還元率を高く保てるか」が鍵となります。

今や楽天カードやペイペイカードなど、利便性が高いクレジットカードの年会費は無料が常識の世界です。その点、三井住友ゴールドカードは年会費が5500円と高額な部類になります。

ただし年会費が高い分、高いステータス性や特徴を備えています。更に通常のポイント還元率こそ0.5%ですが、年間100万円の利用を達成し1万ポイントが還元されれば還元率1.5%かつ年会費無料のカードになり得るのです。

そのため、ユーザーは100万円達成を目指すというわけですね。

利用シミュレーション

年間100万円を使うには月に8.4万円利用すれば達成可能です。家賃、光熱費、通信費用、交通費、食費、習い事…など、日常的にカードで決済すれば十分に達成可能な範囲のように思います。

また、コンビニやマクドナルドを利用する機会が多い人は5%もの高還元を受けることができるのも嬉しいメリットです。よく利用するスーパーなどを登録して、通常の還元率を1%に上げることもできるでしょう。

それでも私が使わなかった理由

楽天カードで十分

確かにメリットや嬉しい特典は多いのですが、私は既存のカードで十分だという理由から利用に至りませんでした。

前提として、私のメインカードは年会費無料の楽天カードです。楽天カードは通常ポイントが1%となります。楽天ペイを介すれば1.5%の還元になりますね。楽天ペイはコード決済サービスの中で利用できる店舗が最も多く、今や使えない店が少ないとまで感じます。

確かに、三井住友ゴールドカードはコンビニでの利用が5%となるのは嬉しい特典ですが、今の暮らしの中でコンビニやマクドナルドでたくさん買い物をするわけでもありません。

コンビニ→QUOカード株主優待)や期間限定の楽天ポイント

マクドナルド→株主優待

このような代替手段で買い物をしているのが現状です。

そもそも、割高であるコンビニでたくさんお買い物をする人はポイント還元率に拘らない人が多そう…。

サービス改悪も怖い

また、カードのサービス改悪の可能性もあります。

例えば楽天経済圏においても楽天ポイントの改悪は立て続けに行われています。その他のサービスでは、Yahooジャパンカード(ペイペイカード)ではTポイントが貯まらなくなったという改悪もありましたし、「kyash」では大幅なポイント還元率の改悪も行われました。

ポイント還元は顧客の囲い込みの手段であるという方が妥当でしょうから、三井住友ゴールドカードも還元率などの改悪が今後全くないとは言い切れないでしょう。

仮に改悪があったとして年会費の高いカードを持っておくのは精神衛生上良くないというのが私の率直な気持ちです。

結局は自分のライフスタイル次第

最終的には自分にメリットがあるカードを選ぶのがベストです。私の場合は「もしかしたら今のカードよりお得かも」という程度ではあったのですが、絶対にお得!とは言い切れませんでした。

何より「100万円使わなければ…!」という強迫観念も不要ですし、決済手段にステータスなんか求めていません。巷で人気だったり有名だったりするものも、自分の身の丈にしっかり照らし合わせることが大事だなと思います。