どうも、たっつんです!
世の中にはモノが溢れすぎています。
昨年の大晦日には大掃除という名の断捨離を断行、県指定のゴミ袋実に8袋分のものを減らすことに成功。かくして、スッキリした新年をスタートしたワタクシであった。
モノが多い。整理整頓が苦手。
と思えたのも束の間、綺麗に片付けたはずの部屋は既に服や荷物でごっちゃごちゃ。
日常パートが始まると忙しさからか余裕の無さからか、部屋が散らかる傾向にあるんですね…。
その理由は大きく分けて二つ。
・まだモノが多い。
・整頓が苦手。
まず前者については、これはその通り。まだまだ暮らしに不要なモノが多い。
当面着ていない服であったり、人から貰って食べないまま放置しているお菓子や缶詰、あるいは食器や衣類も貰い物は捨て難いですよね。けどこういうのって溜まっていくんですよね〜。
我が家は小学生の子供二人がいるにも関わらず築50年超えの歴史的建造物(ただの狭いアパート)に住んでいるため、そもそも家の広さが適していない可能性は大いにあります。
引っ越すなりすればいいのでしょうが、悲しいかな長くこの体に染み付いた節約マインドの前では月16,000円/駐車場込みの物件から離れられず。狭くとも、もっとモノを減らせばきっと快適に暮らせるんでしょうけどね。
小学生に「部屋を絶対散らかすな!分かったか!これは訓練じゃない、実践だ!」なんて言ったところでその責務を全うできるわけもなく、まぁそこまで徹底するのものねぇ…。そこまでスパルタな親になりたくもないし。
とはいえ、快適な住環境は精神衛生上もいいと思うので断捨離はコツコツ続けて行きたい。それと同時にものを買わないマインドをこの身にセットアップする必要があります。
企業はモノを買わせてなんぼ
企業の経営で欠かせない費用として広告費が挙げられます。とある調査によると、企業の広告費は年々上昇傾向にあるとのこと。
2022年の日本の総広告費は通年で前年比104.4%の7兆1,021億円で、新型コロナウイルス感染症の感染再拡大、ウクライナ情勢、物価高騰など国内外の様々な影響を受けつつも、1947年に推定を開始して以降、過去最高となりました。
(電通調べ)
恐らく、この傾向は今後も続いていくだろうし、実際に私たちの暮らしの中で広告を目にしない日はないですよね。
街を歩いていてもバスや電車に満載された広告だったり、営業車両を見かけることもあります。テレビCMはもちろんのこと、ネット、ブログ、動画、SNS…など何をしていても大なり小なり広告は目にします。
企業が何故広告を打つかというと、それは消費者にモノを買わせるためです。企業はモノを買わせてなんぼです。じゃないと企業は潰れるしね。
というわけで、言い方を悪くすれば「消費者のお金をむしりとるために、消費者ができるだけ罠にかかる(買いたくなる)ような広告を作って発信」しているわけです。いやぁ性格悪い考え方ですが、これ、本当です。
広告は人間の弱点を突いてくる
さて、ある日、ふと時間を確認しようとスマホをチェックした私の画面がこれ。
「半額以下」「お得に」「期間限定」「タイムセール」「おトク」
おいおい、広告のバーゲンセールかよ…。
でも、こういうワードを目にすると人はちょっと気になりますよね?
「え、半額?お得じゃない。期間限定?今しか買えないの?タイムセール?急いで買わないと…」という心理になりますよね。
鋼の意志を持っていたとしても、こういった弱点を突かれると人は弱いモノです。
「給料日だから」「ボーナスが出たから」「頑張った自分へのご褒美」「酔った勢いでポチった」…こういう経験、ありますよね。
これを回避するのは、企業広告は罠だとマインドセットするしかありません。
期間限定もタイムセールもお得なクーポンも、起用されたタレントもNo.1売上もモンドセレックションも全部嘘であり、罠である。
こうやって強烈に自己暗示することによって不要な消費行動を避けるのです。そもそも、今家にあるモノがあれば普段の生活は送れるはず。新たに買わなきゃいけないものなんて、実はほんの僅かなんですよね。
それに、モノを買うからモノは増えるしお金はかかるのであって、例えば代用する、作る、修理する、借りるとか他の方法でなんとかなることもあるかもしれない。
消費大国日本に生まれ何不自由なく暮らしてこれたからこそ、これからはモノを大事にして不要はモノを買わない質素な生活を送ることにも意義があると思うのです。
というわけで、企業広告に騙されないマインドセットを心掛けたいワタクシです。
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