どうも、たっつんです！
誰しも「もし宝くじが当たったら」というテーマで語り合ったことがあるのではないでしょうか？
「家を買う」「旅行に行く」「家族サービス」など思い思いの回答があるでしょうが、自分なら莫大なお金が手に入ったら何をするか…そんなことについて考えてみたいと思います。
もし宝くじが当たったら
金額にもよると思いますが、今回は当選金を3億円と仮定します。サラリーマンの生涯年収が2億円〜2億5千万円と言われているので、生涯年収+5千万円のボーナスとなります。もう働かなくていい状態ですね。
さてさて、もし宝くじが当たったら…というテーマで語った時に家を買うという意見は多い気がします。続いて旅行、身近な人へのプレゼント…などでしょうか。
私の場合どうするでしょう。ジャストアイディアなるも、2億円程度は高配当株へ投資するかもしれません。税引3%くらいの手堅い企業へ分散投資し、年間600万円の配当金を得ます。
年間600万円の配当金収入があれば、一ヶ月に50万円を予算として生活することができますので普通以上に贅沢な暮らしができます。
配当金収入で生活の地盤を固めたら、いよいよ残りの1億円で好きなことをする…のでしょうか。悲しいかな、私自身特にやりたいことが無いんですよね…。
私がFIREを目指す理由は「好きなことだけして人生を終えたい」からではあるのですが、だからと言って「好きなこと」について明確な対象はありません。
芸能やスポーツの世界は輝かしく、彼ら彼女らの多くは好きなことで生計を立てている人がほとんどでしょう。しかし、自分がそういう風に生きたいか？と問われればその答えはNOです。
目立たず、必要以上の人に干渉せず、されず。何かに急かされることもなく、ひっそりとのんびり楽しく生きていきたい派です。
「好きなことだけやりたい」の裏を返せば「好きなこと以外はしたくない」とも言えます。そうやって言葉を変換していくと辿り着くのは「じゃあ仕事は好きなこととは言えないから、人生の大半を費やさずとも辞めたいよね」という考えです。FIREできるだけでご褒美ですよね。
というわけで、私はどうやら、宝くじが当たったら「高配当株へ投資をする」という使い方をするようです。何とも夢もロマンもないですねぇ。
もう働かなくていい、という状況になってでもキャッシュフローを生み出そうとするわけです。金の亡者と思われればそれまでかもしれませんが、安定志向の人間にしか理解できない世界があるのです。
宝くじに当たらなくてもいい
そもそも、家を買う、旅行する、身近な人への恩返し…など、これらは全て宝くじに当選しなくても今すぐにでもできることです。
家は多くの人にとって一括購入は難しいでしょうから、ローンを組むなりして買えばいいですし、小さいサイズの家を選ぶことで費用を抑えることもできます。どうしても欲しいなら買う手段はいくらでもあるはずです。
旅行なんて尚更そうで、少し時間を取ればいつでも行けます。何も宝くじが当たらないと行けないようなものではないです。
身近な人への感謝も常日頃から伝えることができます。大金が無いとできないことなんて何一つ無いです。宝くじが当たらなくてもいいんですね。
結局、人間は欲を抑えるためにお金を引き合いに出しているのかもしれません。そうすることで止むに止まれぬ事情でしたいことを出来ない理由付けをしているのでしょう。不思議なものですね。ここまで来れば、本当にしたいことなのか疑わしくすら感じてしまいます。
詰まるところ、本当にやりたいことや欲しいものなんて何も無いのが真実かもしれません。少なくとも私はきっとそうで、変わり映えのない普通の日常が愛おしくてたまらないのです。
人によっては実につまらなく退屈な暮らしかもしれませんが、そういうのでいいんだよなぁと。実際、3億円もなくても毎日楽しく生活することはできますし、幸せのハードルが低いということはいいことだと思う今日この頃です。
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