30代サラリーマンの高配当と株主優待投資ブログ

セミリタイア/FIREを目指すサラリーマンのブログ。配当は再投資、優待はご褒美。2020年9月から株式投資の記録をつけて、2032年に資産1億円を目指します。(多分)

【雑記】株を買うより住宅ローンを組む方が怖い【賃貸か?持ち家か?】

どうも、たっつんです!

住宅ローンの金利が上昇しているというニュースを度々見かけます。

変動金利ローンだと戦々恐々ですね…。

賃貸と持ち家はどちらがお得か?

住居選びの際に「賃貸と持ち家はどちらがいいのか?」というのは永遠に語り継がれるテーマかもしれません。

どちらも長所と短所がありますし、住む人のライフスタイルに応じて物件を選ぶのがベストなので一概にどちらがいいとは名言できないものです。

筆者は賃貸派

それでも筆者は住居選びの際に、安易に住宅は購入しない方がいいと考えています。

多くの人にとって住宅購入は人生で最大の買い物と言われており、高額な出費となります。そのため多くの人が住宅ローンを組んで、長期的に住宅費を支払っていくことになります。

日本は長期に渡って低金利の状態が続いていますが、昨今のインフレ状況を踏まえ、いよいよ住宅ローンの金利が上がる可能性があるかもしれません。住宅ローンのように元本が高額になると、少しの金利上昇でも将来的に払う金額は大きくなります。

住宅ローンの場合、30年、35年などの長期的なローンを組むことが多く、その長期間の金利変動を予測することはまず不可能です。

加えて、長期間に渡って住宅ローンを支払い続けられるかも不透明です。転職や単身赴任などでせっかく購入した住宅を離れざるを得ない状況もあるかもしれませんし、種々の理由で会社を辞めたり、収入が不安定になったりすることも考えられます。

そんな中、負担が大きい住宅ローンを毎月支払うことは重荷となってしまいます。

空き家率は過去最高

総務省の統計データによると、2018年の全国の空き家率は13.6%と過去最高を更新しています。(最新のデータを探しましたが、2018年が最新でした。)

リンク:総務省統計局の空き家率データ

ちなみに、二次的住宅(別荘など)を除いた、都道府県別の空き家率データは以下の通りです。

空き家率が最も低い沖縄県でも10軒に1軒は空き家という状況と言えます。

人口減少に歯止めがかからない日本ですが、データだけを見ると住宅の供給は過剰のようにも感じます。需給のミスマッチはやがて家賃の値崩れを起こしそうな気がしますが、皆さんはどう思いますか?

賃貸物件の家賃推移を調べてみましたが、地域や部屋のタイプによりばらつきがあり明確な家賃のトレンドは判然としない…というのが率直な感想です。

リンク:全国賃貸管理ビジネス協会| 全国家賃動向

空き家の実態と相続の問題

筆者が住む地域でも空き家は多数見受けられますが、いずれも手入れが行き届いていない古民家というような物件で、リフォームするにしろ賃貸物件として貸し出すにしろそれなりの資金が必要になる印象を受けます。

草が生い茂った庭や蔦が絡まった外壁、強い台風でも直撃すれば飛んでいってしまいそうな物件も珍しくありません。空き家率が高いと言ってもこのような物件ばかりでは住むにも住めません。

このような物件がある背景には、親世代が建てた住宅をその子供の世代が引き継がなかったということがあると思います。

そもそも子供がいない家庭の可能性もありますし、子供がいても県外や海外に出てしまうと住居の相続が困難になります。

生まれ育った実家は居心地がいいかもしれませんが、今や実家で生涯を送る子供世代の方が少数で、住宅の相続が問題となる世帯も多いと聞きます。

持ち家を買う場合は、最終的にどのように不動産を処分するかも視野に入れておく必要がありそうです。

FIREを目指すサラリーマンの住居戦略

結びとして、筆者は安い賃貸物件にしばらく居を構える予定です。

現在の住まいは築50年を迎える賃貸のボロアパートですが、かれこれ住んでから早10年が経過します。

仮に10年前に新築物件を購入していたら、現時点の保有資産としては築10年の中古物件が残ることになりますが、実際には借りている築40年の賃貸物件が築50年になっただけです。保有資産という点では何の減損もしていません。

当然家賃は発生しますが毎月の住宅ローンより遥かに安く、そのおかげで収入の範囲でやりくりしたお金を投資に回すことができています。私個人としては、株を買うより住宅ローンを組む方が怖いと感じています。

人口減少が続く日本において今後の居住用不動産価格がどう推移するかは分かりませんが、安くていい中古物件でもあれば購入を検討してもいいかな…と思います。ただし、「とびきり安い」プライシングでないと食指は動かなさそうです。

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