どうも、たっつんです!
今日の日本株は小反発となりましたが、弱い動きとなりました。昨日、日経平均株価は2.66%下落となり、先週ブログにも書きましたが相場の雰囲気が悪くなってきました。
とはいえこの程度の下落は暴落と呼ぶほどでもないと思いますし、更なる下落に備える心構えを持っておく必要があると思います。
下げの本番は10月からになりそうだと個人的に思っていますが果たして…?
下げ相場が来た時のメンタル
ところで、株価が下がると投資家はどんな気分になるのでしょう?
含み益が減る、あるいは含み損が膨らんで嫌な気分になるのでしょうか。
「あの時利確しておけば、もし高値で売れていたら…。」という、たらればを考えた事があるのは私だけではなくほとんどの人がそうだと思います。
仮に今回の下げ相場は根が深く、簡単に収まるような調整ではないとしましょう。
だとしたら、相場と向き合うこれからの毎日は本当に嫌な気分になるのでしょうか。来る日も来る日も株価は下がり、保有資産は目減りしていく…そんな状況に耐えきれず、保有株を売却してしまうでしょうか。
下げ相場は将来リターンの源泉
私は大暴落と言われるリーマンショックや世界恐慌を経験していません。直近で体験した暴落といえばコロナショックになりますが、コロナショックでは株式投資用に振り分けた資産が一時30%以上目減りしました。
しかし、コロナショック時でも株は手放さず、ずっと株を保有したまま今に至ります。
「相場全体が暴落中だから」という理由では株を売らず、むしろ買い時と判断できる銘柄があれば株を買い付けてきました。
大事なことなので自分の為にも復習しますが、株は安く買って高く売ることで利益が出ます。
下落相場では当然株価が下がります。株価が下がってから株を売却しても利益の出しようがありません。株は安く買うと利益が出るので下落相場でこそ買いです。
株式投資では「頭と尻尾はくれてやれ」という格言がありますが、相場の底を正確に当てることは誰にもできません。底値で買うということは単なる偶然だと私は思っています。
私のエントリーのタイミングは「自分で納得ができる株価まで調整された時」です。
例を挙げると
・企業収益や時価総額に対して、株価が著しく安い時
・追い風が吹く業態で財務面も稼ぎも申し分ないにも関わらず、下落に巻き込まれ株価が下がっていると判断した時
・今後も安定配当を実施できると思う企業で、理想の配当利回りになるまで株価が調整された時
などなど、種々の条件や銘柄ごとにチャートやファンダで判断します。
自分で判断して買い、正解だったら再現性を高めていけばいいですし、失敗だったら何が間違いだったか分析することができます。どう転んでも今後の糧にすることができます。
そうやって下げ相場で買った銘柄が、やがて来る大相場に向けてリターンの源泉になります。
下落相場こそ株を買わないと勿体ない!
今後の投資戦略
今回の下落相場はもう始まっているのか、まだなのか。ここからどれだけ下がるのか、まだ下落の始まりでしか過ぎないのか…。
相場の先行きは誰にも読めません。自分なりの投資戦略を練って判断と対応をすることが望ましいです。
私は長期投資が前提で、明日明後日の株価を気にして株式投資をしているわけではありません。次の買い場を探りつつ、いい銘柄を探してはウォッチリストで監視、いざ時が来たら購入…そんなイメージの投資戦略です。
むしろ大きく下がる相場の方が普段より忙しかったするんですよね…それはそれで楽しいのですが。
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