どうも、たっつんです!
今、株界隈で話題の銘柄といえばアースインフィニティ(7692)が挙げられるでしょう。
同社は2/27時点で9連騰しており、連騰前の株価は1700円程度でしたが現在は値付かずのストップ高(6170円)となっております。更にPTSでは1000円(+16.21%)高をマーク中。
これは…この動きは…!!
ちなみに、なぜ株価が上がったのかについては「分からない」が最適解だと思います…。
怪しい…仕手株っぽい。
仕手株とは、巨額の資金を用いて意図的に操作された株のことです。 これといったニュースや適時開示がないにも関わらず株価が急騰している場合は、その銘柄は仕手株となっている可能性が高いでしょう。 仕手株は集団の投資家によって行われるもので、この集団の投資家のことを「仕手筋(してすじ)」と言います。
同社のIRを覗いてみましたが、これといった材料は無い模様です。
新技術が生まれた、大企業と提携した、TOBが成立した、インパクトが大きい業績の上方修正があった…というようなポジティブサプライズは一切ありません。
困った時のツイッター!ということで検索をしてみたところ、どうやら「トンピン」を名乗る人から発祥した仕手銘柄のようです。
7692 アースインフィニティ
— トンピンフィナンシャル CEO 山田 亨 (@Tonpin1234) 2023年2月27日
上場来高値 6170円
ストップ高引け pic.twitter.com/USvWjbO0Z0
真偽は定かではありませんが、軽くツイートを拝見した範囲では「空売りが踏み上げられている」ことによる株価の急騰のようです。
まぁよくある話と言えばそうなのですが、強いて付け加えるなら「よくある仕手株の話」という印象です。
投資は自己責任の世界
ネット上のインフルエンサーが特定の銘柄を推奨、買い煽るという構図は以前からずっと繰り返されてきた光景なので今更驚きはしません。
祭り上げられた銘柄で得をした人もいれば損をした人もいる…というただそれだけのことです。
株は買うか売るの二つしか選択肢がありません。安く買い高く売れた人は儲かる、というただそれだけです。
仕手株に人が集まることを「イナゴ」と呼んだりもしますが、イナゴでも儲かればそれはそれでいいと思います。ただし、後になればなるほど勝率は低くなっていくことは理解した方がいいでしょう。
イナゴが群がれば群がるほど、初期に投資していたインフルエンサーや最初のイナゴたちは得をし、後発組はどんどんハイリスクな高値掴みをさせられていきます。
これまでに仕手株は何度も見てきましたが、どの銘柄も大抵は急落で幕を閉じ、その後は「あれは仕手株だった」と語り継がれていきます…。
そういうリスクもあると踏まえた自己判断の上で売買するなら良いですが、株を始めたばかりであったり投資経験が浅かったりする投資家が巻き込まれるのは目も当てられないです。
筆者は買わない
瞬間最大風速的に高騰する銘柄や、それで利益を得ている人を見るとその機に乗じたくなるのが人の性かもしれません。
だけど個人的には是が非でも避けて通りたいタイプの銘柄です。何より今から触るには遅すぎるように思います。
どこの株系メディアを見ても同社株の高騰についての記事は無く、平たく言えば「なんで騰がってるのかわっかんね」という状態かと思います。
業績上方修正と増配こそあったものの、ここまで爆発的に株価が上がるようなインパクトのものではないように見えます。
「分からないものには投資しない」とは、かのウォーレン・バフェット氏の言葉にもあります。
それに仕手株で利益を得られたとしても再現性がありません。自分で分析、研究して買い時を狙い定めた銘柄で利益が出てこそ、次の投資に活かせると思います。再現性が無いと相場で勝ち続けていくことは困難でしょう。
とかく、上記のような理由から筆者は買わないという判断をします。
これで仮に利益を取り損ねたとしても損するわけでは無いですし、不要なリスクは避けたい性分ですからね。
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