30代サラリーマンの高配当と株主優待投資ブログ

セミリタイア/FIREを目指すサラリーマンのブログ。配当は再投資、優待はご褒美。2020年9月から株式投資の記録をつけて、2032年に資産1億円を目指します。(多分)

ギグワークス(2375)から株主優待が到着も、損切り撤退。株式投資に「絶対儲かる」は無い。

どうも、たっつんです!

ギグワークス(2375)から株主優待が到着しました!

優待品は年に2回設定されており、ビットコイン時価1000円相当)かこども商品券1000円相当を選択できます。今回はこども商品券にしました。

優待制度変更

さて、ギグワークスですが、8/31に株主優待制度の変更を発表したことで株価が急落しています。

前述したように年に2回のビットコイン時価1000円相当)かこども商品券1000円相当を株主優待として設定していましたが、制度変更後は連結子会社日本直販株式会社のWEBサイトで利用可能な30%割引クーポンに変更となりました。また、変更後は年に1回の優待受領となります。

株価が急落していることから投資家には冷ややかな目で評価されているようです。

日本直販|公式 ネット通販 TVショッピング・ラジオショッピングの「日本直販」

私もチラッと公式サイトを見てみましたが、イマイチ食指が動くものはなかったかなと…。元々同サービスを利用している人にはいい優待制度の変更かもしれませんが、多くの投資家にはそうは映らなかった様子です。

株価は正直です!

ということで、私はギグワークスを売却・損切りしました!損失額は約1万円です!

痛い戦訓となりましたね。1000円の優待を貰って1万円損してしまいました。

株式投資に絶対はありません。「株で絶対に勝つ方法」「絶対に稼げる方法」と謳っているものがあれば、それは詐欺の可能性が高いでしょう。

損切りなんてこれまでに何度だってやって来ましたが、今回のギグワークスの損切りも一つの経験となりました。

色々と不祥事がある会社?

同社は過去に経営上の問題を起こしています。同社は元代表取締役社長の高野氏に支払い義務がある債権を保有していましたが、高野氏が破産手続きを行ったことにより債権の取立ができなくなりました。そもそもその債権も高野氏の支配下にある複数の法人を経由した不正取引によるものです。

ざっくり説明すると、元社長が不正で会社に対して作った借金あるけど、元社長が破産したことで、会社として元社長から取立できなくなったわ〜!ということですね。

改めて思えばとんでもない出来事ですね。

社内のガバナンスが脆弱なので株主からは企業体質を変えることが糾弾されるでしょう。こういう会社には投資したくない!と思うには十分な事象です。

リスクとリターンは等しい

「株で儲かってる!」と聞くと華々しく聞こえますが、リスクとリターンは常に表裏一体です。リスクを背負っているからこそリターンを得ることができます

株を始めたばかりだと少しの損失でも嫌になりがちですが、損切りの場数を踏んでこそリターンを得る教訓になったりします。なので、ある意味ではまず少額の損失を被ることも勉強と言えるでしょう。

「何故損切りすることになったのか?」「何故思うように株価が推移しなかったのか?」とその背景を考えることで、他の銘柄を購入する際にも水平展開できる柔軟な思考を持つことができるようになります。

私も勉強中の身です…!

「絶対に損はしたくない!」という気持ちは分かりますが、株式投資をする以上リスクは避けて通れませんし、それが健全です。「絶対に儲かる!」ものは詐欺か嘘だと思っていいです。

今回の戦訓

ギグワークスの損切りを経て「社内ガバナンスが危うい企業への投資は控える」と学ぶことができました。外野から見える情報は少ないので見極めるのは難しいですが、最低限の開示情報をチェックすることは大切だと改めて感じます。

そもそも同社の株を買う際も「納得して買った」ものではなかったなと反省。「損しても限定的」とは思っていたのでその点はまぁその通り。

保有している他の銘柄も納得度が低いものは今年中に整理したいと思っています。そろそろ損益通算の損切りも考えたい時期に差し迫ってきますからね。

ギグワークス株ホルダーの今後の投資戦略が気になります!