30代サラリーマンの高配当と株主優待投資ブログ

セミリタイア/FIREを目指すサラリーマンのブログ。配当は再投資、優待はご褒美。2020年9月から株式投資の記録をつけて、2032年に資産1億円を目指します。(多分)

特定口座(源泉徴収あり)で平均取得単価を下げつつ、損益通算により節税しています。

どうも、たっつんです。

私は特定口座(源泉徴収あり)を利用していますが、そろそろ年末に差し掛かってきていますので戦略的に損切りをしています。

特定口座の場合、利益が発生した時点で税金が源泉徴収されます。

例えば今年の利益が10万円だった場合、約2万円が譲渡税として利益を確定した時点で源泉徴収されていますが、これから年内に10万円の損切りを行うと約2万円の税金が還付されるというスキームとなります。

 

また、株式の売買による譲渡益と配当利益は損益通算することができます(重要)

私の場合、今年は30万円程度の配当を得ることになりそうなので、例えば含み損を抱えている銘柄を売却し損切りすることで配当に関わる税金の還付を受けることができます。

私はこの仕組みを利用して、損失を抱えている保有銘柄があれば買い増しし、すぐに売却することで戦略的損切りと平均取得単価を下げるようにしています。

【例】

◆1000円で100株購入 → 平均取得単価=1000円

◆株価が下がり800円になってしまった

◆800円で100株買い増し → 平均取得単価=900円

更に100株を売却することで、保有数は変わらず1万円の損切りができる(=損益通算により配当税が還付され節税になる

 

上記のケースだと、800円で買い805円で売却する…というようなケースが多いです。手数料を含めてほぼ同値か僅かにプラスになる株価で売却するようにしています。

メリットとしては節税と、含み損失額の低減が挙げられます。メンタルが重要な株式投資に置いて、含み損を減らすという効果は思ったより大きいと思います。将来の期待は大きいものの、需給で売られていると判断できるような銘柄に有効な方法ですね。

また、高配当株は権利日を過ぎると株価が下がることが多いです。この方法を利用すれば平均取得単価を下げつつ、配当も得られて節税できる可能性があります。

利用できる仕組みは利用しながら、企業の成長をじっくり待ちましょう。