30代サラリーマンの高配当と株主優待投資ブログ

セミリタイア/FIREを目指すサラリーマンのブログ。配当は再投資、優待はご褒美。2020年9月から株式投資の記録をつけて、2032年に資産1億円を目指します。(多分)

 ITbook(1447)、ハウスドゥ(3457)のPTS反応をチェック!日本株は暴落フェイズ!?

どうも、たっつんです!

今日は日本株が大きく下落しました。主因として、アフガニスタンと米国における地政学リスクと言われていますが、個人的には連休中に円高に傾いたことが大きいと思っています。

特にマザーズ市場は酷いもので、指数だけ見ても相当売り込まれています。去年から人気があった銘柄群を個別で見るとかなり大きく下げております。

昨年以来、個人投資家はずっと信用買いを続けていたので、いよいよ投げ売りが始まったのかもしれません。売りが売りを呼ぶ展開になると株価は一気に下落しますので、気を引き締めて相場に臨みたいと思います。

松井証券によると、8/16日のマザーズ市場における信用評価損益率は-26%以上だそうです。マザーズに手を出して損をしている投資家がとんでもなく多いです。

 

さて、今日の決算銘柄ではITbookホールディングス(1447)ハウスドゥ(3457)に着目していました。

ITbookは事業が多角化しており、ある程度はリスクが分散されている企業だと思います。しかし、コロナの影響でアパレル事業は他社に売却しておりますし、メイン事業は地盤調査改良事業とシステム開発、人材事業にやや偏重しております。正直、グループ間、事業間のシナジーに関しては疑問に思うところがあります。

一時期、マイナンバー銘柄として稼がせてもらった経験があるので、その時以来銘柄情報は追っていますが、今日の決算はおそらく下げるだろうなと予想していました。ちなみに、PTSでは大きく売られています…。

f:id:tattsun5:20210816222804p:plain

今日のマザーズの地合いでも上がっていたので投資家の期待が高かったと思いますが、期待が高すぎる銘柄は決算発表後に売られることも多いです。ITbookは指標的にも割高でしたし、今回は厳しい決算となりました。

ただ、通期の業績は明るい兆しがありますし、今夏の大雨の影響もあり地盤調査需要は高まっているとも思われます。赤字のアパレルも処分しました。

マイナンバー事業は国策でもありますし、今後の成長性は秘めている企業だと思います。

 

ハウスドゥは好決算で増収増益となりました。去年、コロナの真っ只中で積極的に物件の仕入れに着手した甲斐もあって、特に不動産売買事業が好調でしたね。

フロービジネスである不動産売買事業は一過性の可能性もありますが、コア事業かつストックビジネスであるFC事業やハウス・リースバック事業が成長しているのは素晴らしいですね。

f:id:tattsun5:20210816224250p:plain

売上高は44.9%ですが、営利は66.7%を占めています。つまり、フロービジネスの不動産売買事業が仮に不調だったとしても、ストックビジネスで営利の半数以上をカバーできるということです。

安定した収益が上げられれば、投資家は安心して投資できますし、将来の成長に向けて更なる事業投資もできます。FCも着実に増えていますので、更にストックビジネスは強化されていくでしょう。現に東北地方はまだFCを増やす余地がありそうに見えます。

今日は100株だけハウスドゥを打診で買いましたが、PTSの反応は良さそうです。

f:id:tattsun5:20210816225015j:plain

f:id:tattsun5:20210816224906p:plain

地合いが悪いのでどれくらい保有するかはわかりませんが、今期も増収増益は続きそうに思うので安値は仕入れてみると面白そう。

あと、ハウスドゥは数年ウォッチしているので個人的に銘柄の癖が掴みやすいです。

 

ともあれ、明日も株式市場は雰囲気が悪そうです^^;

こういう時期は無理して稼ごうとせず、嵐が去りゆくのをじっと待つのがいいかと思います。

買い場はやがてくるものです…。