30代サラリーマンの高配当と株主優待投資ブログ

セミリタイア/FIREを目指すサラリーマンのブログ。配当は再投資、優待はご褒美。2020年9月から株式投資の記録をつけて、2032年に資産1億円を目指します。(多分)

高配当株に長期投資する面白さは確かにある

どうも、たっつんです!

昨年から資産の一部を高配当銘柄に振り分けて運用しています。

基本的なルールとしては以下の通り。

  • 配当利回りが3%以上
  • 業績が悪い銘柄は除外
  • 自己資本率が著しく低い銘柄は除外
  • 余程のことがない限り配当金は再投資

こんな感じの緩い運用です。

世界的に経済情勢は悲観されており、景気の減速には歯止めがかかりそうにありません。

私は信用取引をしていないので空売りはできません。とは言え、今後も信用取引をするつもりは今の所ありません。悲観的な市場の中、買いのみで利益を取るのは難しく感じます。

しかし、高配当株投資なら安定した配当金を得られます。難しい相場の中で安定したリターンを得られるのは心強いものです。高配当株を買えば、いとも容易くプラスのキャッシュフローを作ることができます。

株価が下がっていくということは、いい株を安く買うチャンスでもあります。給料以外にも安定した配当金というプラスのキャッシュフローがあることで、いい株を買う機会を逃しにくくなります。

更に、安定した配当金があれば損益通算がやりやすくもなります。まだまだ先が長い投資人生ですし、配当金を含み損と相殺させることで上手く節税して、結果的に大きな節税効果になるでしょう。

 

高配当株投資では配当金が投資の目的になります。そのため、目先での相場の上げ下げに一喜一憂する必要がありません。「一度買ったら売らない」ことで半永久的にリターンを得ることができます。保有しておくだけで資産を生んでくれる金の成る木なのです。

「資産が資産を生む」というサイクルを作り、実践し、実感する…これこそが、高配当株に長期投資する面白さだと私は思います。

投資が趣味!ではなく、投資より楽しい趣味を持つことが大事

どうも、たっつんです!

「投資を成功に導くカギは投資したことを忘れること」なんて言われたりします。これが全てではないと思いますが、最近は自分の生活において投資に費やす思考リソースは一日のうち10%以下になっています。

例えば先週末は証券口座を開いてすらいませんし、一日に株価をチェックする時間は10〜20分を隙間時間にこなす程度です。

 

実は今めちゃくちゃ夢中になっている趣味があって、そっちに時間を費やしています。

いい人生には趣味が付き物です。イヤイヤ趣味に取り組む人はいません。好きでやっていることですから、その時間は100%幸せを感じられます。

「投資が趣味!」というのもアリですが、含み益が減る、含み損が増える、ストップ安を食らう…などの経験をした時に幸福感を感じられるでしょうか。資産形成の過程で、多くの人は耐えきれず損切りして辛酸を舐める思いをします。それでも投資を楽しく思うのであれば、それはギャンブルか或いは嘘でしょう。

 

さて、話は戻って「投資を成功に導くカギは投資したことを忘れること」についてです。

これから経済は冷え込んでいくと観測されています。株式投資を始めて7年ほどの素人に過ぎないですが、おそらくその通りだと思います。

とは言え、歴史を見てわかるように経済は循環するものです。昨年、日経平均が3万円にタッチしたように、目先では世界経済が落ち込んでも、いつかは回復する時が来ます。

理屈では「底で買って天井で売る」が最適解ですが、それは世界一の投資家であるウォーレン・バフェットでも不可能です。

だからこそ、個人投資家は投資したことを忘れましょう。収入の中で生活し、余剰資金をコツコツ投資に振り分け、いつかその種が花を咲かせた時に収穫する…至ってシンプルなルールです。前提として、収入の中で生活ができていないのならば投資に至る以前の問題です。まずはそこを見直すべきです。

収入の中で生活し、余剰資金をコツコツ投資に振り分けることができているなら、福利の力を借りて資産は雪だるまのように育っていきます。その過程でも特に趣味を大事にしましょう。前述したように、趣味の時間は100%幸福感に包まれます。

たった一度の短い人生です。最大限幸せに過ごしたいというのは人類共通の想いでしょう。お金は所詮手段でしかありません。楽しい趣味を大事にし、投資を人生のほんの一部にしていまうのも一つの生き方かと思っています。

転職も踏まえ、悩んでいます…。

どうも、たっつんです!

私は脱炭素社会の中でも真正面から逆風を受ける業界で働いています。景気が良かったのも今は昔、職場は閑古鳥が鳴くような状態です。

仕事が少なく、今年は例年に比べると年収にして150万円程度下がる見込みです。

 

さて、このような状況の中で将来について悩んでいます。

脱炭素の流れは今度も加速していくと思います。このまま今の会社に勤めていたところで未来は感じられません。

一応、東証一部(プライム)上場企業なので、他部門への移動などは考えられますが単身赴任となる可能性が高く、私はそれを望んではいません。家族と過ごす時間が一番大事なので、仕事のために家族と離れてしまっては本末転倒です。

私はFIREが人生においての一つの目標です。仕事を早く辞めて、自分らしく自由な時間を過ごすことこそが幸せな人生だと思います。そのためには、資金計画をしっかり立てて遂行することが不可欠です。

そんな中、ここに来て収入減です。

 

仕事が少なく毎日定時で帰る生活は何の不自由も不満もありません。むしろずっと続けばいいとさえ思っています。ただ、今の環境でそれが続けば…という前提の話です。

このまま時が経つにつれてどんどん仕事は無くなって行くでしょうし、それと同時に単身赴任の現実味が帯びて来ています。(実際、職場からは多くの人が職場変更を余儀なくされています)

数ヶ月程度の出張ならまだしも、期限も分からないまま単身赴任は避けたいところです。

 

ということで、最近は転職の選択肢も踏まえ悩んでいます。

給料は更に下がるかもしれませんが、家族とともに過ごせることの方が遥かに大事です。

今はまだ決意よりはあやふやな気持ちですが、いずれ答えは出さなくてはならないと思っています。

損切りについてマイルール。

どうも、たっつんです!

今回は損切りについての記事を書きます。

結論から言うと、私は損切りを年に一度の機会にしかしません。

損切りは投資家にとって難しい問題で「すぐに損切りすることが大事!」という人もいれば「損切りはせず塩漬け放置!」という人もいます。

どちらも賛否両論ありますが、これにはその人の投資スタイルが大きく影響しています。

 

まず、スキャやデイトレなど短期売買でのキャピタルゲインを重視する投資家はすぐに損切りすることが大事になるでしょう。これは言ってしまえば当然で、損切りすることができなかったらそもそも投資手法が成り立ちません。

短期での売買ではいかに資金を回転させるかが肝となります。資金効率を最大にするためには取れる利益は確実に取り、損失が大きくなる前に素早く損切りする判断力が求められます。

 

一方で中長期でじっくり腰を据えての投資を好む人は素早い損切りは必要ないと思います。

なぜなら株価は常に不安定で、今この瞬間の株価は未来には50%の確率で下がります。ただ、中長期の投資ではその企業の成長性、市況の追い風、需給面…など、ファンダメンタルで投資を行う要素が少なからずあります。株価はファンダメンタルに収束するという側面があり「短期の値動きは予想できなくとも長期的には現在の株価より上がっていくだろう」という見立てのもと中長期の投資は行います。デイトレではその企業の成長性にかけて投資する、なんてことはありませんからね。

 

しばしば耳にするのが「買値から10%下がったら」「買値から15%下がったら」損切りするというルールです。一見、機械的損切りですが果たしてこれがいいルールなのかは甚だ疑問です。

「1000円で買ったものが900円になったら損切りする」ということですが「900円だったら割安だから買おう!」というような投資家は必ずいます。900円まで売られたことで需給が改善され上がっていく、ということもあるかもしれません。なので「○%下がったら損切り」というのは勿体ない気がします。

 

さて、冒頭書いた通り、私の損切りタイミングは年に一度の機会にしかしません。

それはズバリ損益通算においてのみになります。

配当金や利確した利益には課税されます。年間50万円の利益があれば約20%税金が引かれ、手元には40万円しか残りません。

ここで含み損の銘柄を損切りします。仮に50万円分損切りした場合、その年の利益は0円と見なされるので本来であれば引かれていた10万円が還付されます

中長期の投資では時間軸を味方につけて投資するからこそできる小技ではありますがとても有効なテクニックです。

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その性質上、11月〜12月あたりに損切りすることが多くなります。そこで銘柄をふるいにかけるわけですが「そもそも投資判断が間違いだったもの、事業が上手く回らず株価の上昇が見込めないもの」は潔く損切りします。次の銘柄を探した方がいいですからね。

一方で「成長余地があるもの、買いのタイミングが時期尚早だったが今後も株価の上昇が見込めそうなもの」は改めて買い直します。こうすることで節税のために損切りしつつ、株の取得価格を下げることができます。

株の取得価格が下がることのメリットですが、含み損が解消されることで精神衛生的に安定して投資できることが挙げられます。ポートフォリオの銘柄が含み損だらけという状態と含み益だらけの状態では、どちらが健康でいられそうかといえば答えは明白ですね。株式投資ではメンタル面が大事だったりします。

 

結びになりますが、今回損切りルールに関して書いたのは自戒の意味で書いています。

アメリカでは株安の始まりとも言われる金利上昇ステージに突入し、ウクライナ紛争も長期化、日本では物価上昇に岸田ショック…と株式市場は泣きっ面に蜂の様な状態にあります。

そんな中でも自分の投資スタイルを堅持し、株価の値動きに動じずどっしり投資に取り組むことが大事だと思っています。今一度保有銘柄のメンテナンスをし、銘柄の出口戦略や保有期間などの再点検を行おうと思います。

株式投資でありがちなミス5選!投資初心者必見!?

今回は、株式投資でありがちなミス5選ということでまとめてみました。

ありがちというよりか、実際に私自身が犯したことのある失敗ばかりですが、同じような経験をした投資家も多いのでは…?(そうだと言って欲しい!)

①決算通過に関するミス

個別銘柄は四半期に一度決算があり、企業の運営はどうだったか、順調に成長しているかなど定期的にチェックすることができます。

決算において私が実際に起こしたミスをいくつか列挙してみましょう。

ケース1:決算当日と知らずに銘柄を購入した

ウォッチしていたとある銘柄について、いい値頃感になったので意を決して購入。引けてから気づきましたが、当日が決算となっていました…。決算自体は無難な決算で、翌日は大した値動きはなかったものの個別銘柄の決算日はチェックしていないとですね…。

ケース2:決算の時間を勘違いしていた。

ヒト・コミュニケーションズHD(4433)において起こした悲劇でした。

かつて、同社をウォッチしていた時期があり、決算期が近づいていました。企業の情報を調べに調べて「決算が発表されると、いい業績でこの株は上がるぞ!」という確固たる自信がありました。

そこで決算当日の引け間際に厚めに株を買う算段でいましたが、なんと実は決算は午前11:30でした…。

何を勘違いしたか決算の開示が15:00だと思い込んでいたのが失敗でした。

同銘柄をウォッチしていた頃は1300〜1400円で推移していましたが、決算発表後に急騰し、ゆくゆくは2700円にもタッチしてしまいました。あの時、開示時間を確認して厚めに買えていれば…!と後悔したのを今でも覚えています…。

ケース3:決算跨ぎによる失敗

決算シーズンは大きく稼ぐチャンスでもあれば、損失を被る機会でもあります。

例えば「いい決算を発表したから上がる!」という銘柄もありますが「いい決算だったけど、材料出尽くしで下がる!」という銘柄もあります。一概に、いい業績だったから上がるとは限らないのです。

実際、業績の良し悪しを調べることはある程度可能です。とは言え、予想した通りいい決算だったけど下がる!という失敗は決算跨ぎにはつきものです。決算跨ぎには悪魔が住んでいますね…。

②口座の選択ミス

今年やってしまった失敗では、買い付けた銘柄の口座を間違えた!というミスがあります。

私はNISA口座は高配当株を買うように戦略を立てているのですが、とあるマザーズの銘柄をNISAで購入してしまいました…。

NISA口座では年間120万円と枠が決められているので、今年はその枠を想定外に消費してしまいました。株を買う際はどの口座で買うかよく確認して買いましょう。引け間際で買う際は慌てやすいので特に注意が必要です。

③権利日ミス

「3月の配当権利日を跨いだのに株価が全然下がらなかったな〜、この銘柄強いな〜」なんて思っていたら、配当権利日は9月のみでした…。

先日、知り合いが「3月はJT(2914)を跨いだ」なんて言っていましたが、JTの権利は6月と12月ですね。意外とこの失敗をする人は多いのかも?

④貸株ミス

優待銘柄の中には長期保有することで株主優待が貰えたり、パワーアップしたりする銘柄も数多くあります。それらの銘柄は貸株してしまうと株主番号が変更され権利を失ってしまいます。

特に長期保有で優待が豪華になる銘柄をうっかり貸株してしまうと数年間の保有した期間が無駄になるので要注意です。

私は長期保有の覚悟で貸株していないつもりが、いつの間にか貸株されていることに気づき落胆したことがあります。

だったらいっそ貸株自体をしなければいいのですが、何もせずに貸株金利を得られるのはそれはそれで美味しいんですよね…。優待がない銘柄は貸株しておきたいですし…。

⑤成行ミス

株を注文する際に成行注文をして思った以上に高く約定してしまった、というケースです。

一度経験してしまったことがあり、それ以降は怖くなり指値注文でしか買い注文をしなくなりました。

指値が刺さらなかったら縁がなかったと諦めています。ストップ高で上値を追うような銘柄への投資は得意じゃありませんし、成行での買い注文は今でも封印しています。

 

以上、株式投資でありがちなミス5選でした!

これから投資を始めてみようという方への細やかな教訓になれば幸いですし、ベテラン投資家にとっては「素人が恥ずかしいミスをしてるぞ」と笑い話になれば幸いです。

これからは同じミスをしない様に努めて参りますが、きっとまた違う失敗をするのでしょうね。それも含め、より一層充実した投資ライフを送りたいと思います。

トーセイ(8923)1Q決算は好発進!株価は年初来高値を更新!

どうも、たっつんです!

保有銘柄のうちトーセイ(8923)の1Q決算が好調だったのでその見所について記事にします!

トーセイは、都心を事業基盤に持つ不動産業の会社です。マンション開発からファンド運用、オフィスやホテルまで幅広く不動産を扱っています。

トーセイのIRはこちら→投資家情報 | トーセイ株式会社

 

1Qハイライト

  • 売上高263億円(前年同期比+4.8%)、税引前利益54億円(同+21.3%)、四半期利益36億円(同+17.7%)
  • 不動産再生事業が売上、利益を牽引し、税引前利益は通期予想の45%まで進捗
  • 不動産ファンド・コンサルティング事業における受託資産残高(AUM)も1.5兆円を超え、順調に事業を拡大

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業績の拡大は不動産再生事業が牽引

  • 売上高187億円(前年同期比+30.9%)、営業利益41億円(同+27.5%)
  • 1棟販売物件 24件(前年同期比+3物件)を売却。うち、トーセイ・リート投資法人向けに7件
  • M&Aで取得した「プリンセスグループ」の中古区分MS販売も売上に貢献(41戸、25億円)
不動産再生事業は売上高構成比率の75%を占めます。売却物件見ると、前期比で一棟販売と区分マンションが増加していることが分かります。同様に、都心の区分マンションの売却を得意としている銘柄があればいい業績をあげているかもしれません。

不動産再生・開発の仕入れ状況

  • 売上想定金額(引渡ベース)で85億円相当、契約ベースでは214億円相当を仕入
  • 3月契約分も含めると、契約ベースで約380億円相当まで進捗

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今期の仕入れ計画は810億円を計画しているとのことで、前期以上に仕入れを強化する見込みです。1Q時点で既に4割程度の仕入れが完了していますが、今後の季節性による変動も含め見守りたいですね。

棚卸資産も高水準で保有しており、約2年分の売上高に相当する在庫をストックしています。

株主還元方針

今期は38円から47円へ前期比+9円の増配予定です。中計では3ヵ年で配当性向を段階的に引き上げ(25%⇒30%)、株主還元水準を向上させる方針となっています。(今期は中計の2年目)

また、今期は既に総額5億円の自社株買いを行なっていますが、自己株式の取得については、経営環境、株価動向、株主価値向上等を総合的に判断し実施するとのことです。期待したいですね。
まとめ

トーセイの1Q決算のまとめでした。現在(2022/4/7時点)の株価は1255円で配当利回りは4%の高配当株です。業績良好で、不動産業にとっては重要な棚卸資産も高水準でストックされており、目先の経営は明るいように見えます。

中計で謳われている様に、更なる増配や株主還元で株価が上がることを期待しつつ企業の成長を見守りたいと思います。

グロースはスピード調整!昨日購入銘柄の末路…

どうも、たっつんです!

まずはこちらのツイートをご覧ください。

流れは今グロースにある!ということで、意気揚々とマザーズを購入しました。

その結果…。

マザーズ市場が急落しました。

きっかけは金利の上昇が早まると観測されたことでした。金利が上がるなんて誰もが予想してたろうに…株式市場はあの手この手で理由を発掘するものです…。

ちなみに昨日購入したアララ(4015)とポート(7047)の昨日比成績は以下の通りです。

  • アララ→-0.51%
  • ポート→-4.91%

指数が-2.1%下がる中、アララに関しては誤差の範囲です。一方でポートはダメな子ですね…。ポートは打診買いで少量しか買っていなかったのが不幸中の幸いでした。アララは少し厚めに買っています。

 

はてさて、全体地合いが軟調でグロース以外でも結構食らった一日となりましたが、上記2銘柄は持ち越しました。さっさと損切りする方がベストだったかもしれませんが、仕事で株取引をする暇がなかったことと、辛うじて5日線上で留まっていることから少しだけ粘ってみようかと思います。

明日も地合いが回復する気はしませんが、グロースは個別の動きを見るフェイズに入ったような錯覚に陥っていますので自分の勘を信じてみようと思います。